林芳正の発言 (外務委員会)
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○林国務大臣 今次サミットを被爆地広島で開催することとした大きな狙い、すなわち、各国首脳に被爆の実相に触れていただいて、それを世界の隅々に向けて発信していただくということについて、まずは大きな成果が得られたと考えております。今回、核軍縮に関する初めてのG7首脳独立文書となるG7首脳広島ビジョンの発出を得まして、引き続き、現実的で実践的な取組を継続、強化してまいります。
また、G7サミットでは初めて、経済的強靱性、経済安全保障を独立したセッションで扱いまして、この分野に関する首脳声明を発出いたしました。サプライチェーンの強靱化、経済的威圧に関するプラットフォーム立ち上げなどに取り組むとともに、毎年継続して成果を出すため、G7の枠組みを通じて包括的な形で協力してまいります。
加えて、食料、エネルギー問題を含む世界経済はもちろん、さらには、気候変動や開発、国際保健、AIなど、幅広いグローバルな課題についても議論を深め、今後の対応の方向性について確認することができたところでございます。
例えば、国際社会の喫緊の課題である食料に関しては、G7と招待国の共同で、強靱なグローバル食料安全保障に関する広島行動声明を発出いたしまして、世界的な食料危機への対応と、強靱で持続可能かつ包摂的な農業、食料システムの構築に向けて、具体的な行動を示して、共に取り組んでいくことで一致したところでございます。
また、インド太平洋についても、岸田総理から、自由で開かれたインド太平洋、FOIPのための新たなプランを説明し、引き続き、G7としてFOIPの実現のために協力していくことで一致することができたところでございます。