林芳正の発言 (外務委員会)

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○林国務大臣 今次のサミットに際しまして、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を堅持していくという強いメッセージを示すこと、そして、いわゆるグローバルサウスと呼ばれる国々との関与を深めることの二点を重視しておりましたが、これらについて当初の狙いどおりの成果を達成できたと考えております。
 また、今回のサミットでは、グローバルサウスを中心とする八か国の招待国を交えて、食料、開発、保健、気候変動、エネルギー、環境といったこれらの国々が直面する諸課題について議論を行って、G7を超えた幅広いパートナーが協力してこれらの課題に取り組んでいくことを確認するとともに、今後我々が取るべき具体的な行動を含めて、認識の共有を図ることができました。
 例えば、国際社会の喫緊の課題である食料に関しては、G7と招待国の共同で、強靱なグローバル食料安全保障に関する広島行動声明を発出いたしまして、世界的な食料危機への対応と、強靱で持続可能かつ包摂的な農業、食料システムの構築に向けて、具体的な行動を示し、共に取り組んでいくことで一致いたしました。
 さらに、今回、招待国首脳とゼレンスキー大統領を交えたセッションにおきまして、法の支配、そして国連憲章の諸原則等の重要性について認識の一致を得ることができました。これも大変大きな意義を持つものであったと考えております。
 今後ということですが、日本のG7議長年はまさに本年末まで続くところでありますので、まさに委員からお話がありましたように、今回のサミットで達成された成果も踏まえまして、日本の国益のために、また、G7議長国として、国際社会が直面する課題に全力で対処すべく、G7の議論を積極的に牽引していきたいと考えております。
 また、本年は、G20ニューデリー・サミット、そしてSDGsサミット、そして日・ASEAN特別首脳会議など、グローバルサウスを含む国際的なパートナーと連携する機会が続きます。まさにこうした機会を捉えて、広島サミットでの充実した議論を踏まえて、様々な課題を共に解決すべく、積極的な外交を展開して、パートナーの国々との連携を強化してまいりたいと考えております。

発言情報

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発言者: 林芳正

speaker_id: 30011

日付: 2023-05-31

院: 衆議院

会議名: 外務委員会