奥田直久の発言 (環境委員会)
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○奥田政府参考人 お答え申し上げます。
委員御指摘の指定管理鳥獣につきましては、全国的に生息数が著しく増加、若しくは生息地の範囲が拡大している鳥獣であって、集中的、広域的に管理を図る必要があるものを環境大臣が指定するものでございます。
カワウにつきましては、まさに御指摘のとおり、全国的に生息分布が拡大傾向にあって、近年、特に滋賀県を含む中部地方、近畿地方において個体数が増加しているというふうに認識しております。
このため、こうした地域で捕獲を強化しなければならないとは考えておりまして、まさに指定管理鳥獣への指定につきましては、具体的なデータを引き続き、カワウがどのように分布が広がっているか、その問題について具体的な情報を収集しつつ検討していきたいと考えております。
また、カワウに関しましては、捕獲の方法が非常に重要でございます。ねぐらや群れの分散による被害の拡大を招くおそれもあると言われていますので、そういった管理も含めた総合的な対策を進めているところでございます。
また、御指摘の生活環境被害の防止のため、住宅とカワウのコロニーが隣接している場所での捕獲の必要性も我々は認識しております。
その中で特に銃器の使用をするというのは、まさに安全確保が重要でございます。このため、関係省庁や専門家とともに、滋賀県で現在進められている銃器によるカワウの捕獲実績も参考にしながら、安全確保の方策を検討しております。
こうしたものを踏まえて、住宅の近隣で銃器を用いたカワウの捕獲を実施するための条件ですとか判断基準を整理して、都道府県にお示ししたいと考えておるところでございます。
環境省では、具体的な技術として、カワウの巣に例えばドライアイスを投入して卵のふ化を抑制する方法を始め、カワウ被害対策に関する最新の知見や事例を掲載したレポートを作成しているところでございます。これを活用しまして都道府県、市町村職員への研修会を開催することなどによって、被害対策に関する技術的な支援を進めたいと考えております。
また、今後、関係省庁とも連携しながら、効果的なカワウの捕獲を実証するモデル事業、こうしたものを実施することも検討してまいりたいと考えております。