大橋弘の発言 (経済産業委員会)
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○大橋参考人 御質問ありがとうございます。
おっしゃるとおり、究極的には、炭素価格、炭素税、あるいはカーボンプライシングを課すことは、投資の一つのメルクマールになるんですね。余り低い炭素税ですと、やはり脱炭素の投資をするという意欲が湧いてきませんから。
そういう意味では、中長期的にはしっかりカーボンプライシングをつけるべきだとは思うんですが、現状、投資を行っても、それに対する果実が得られるのが相当先である、まず技術開発しなきゃいかぬという場合において、いきなりカーボンプライシングを入れても、ほぼほぼ行動変容が生まれるわけがないわけであります。そういう行動変容が生まれるところに対しては、しっかり、ある意味、排出量取引を含めて行動変容を促すことは重要だと思いますが、そういう技術がないところについては、まずやるべきは、技術開発をしっかりやっていただく。
この技術開発の金額というのは、やはり一企業でできないケースというのが、相当大きいです。よって、それなりの資金規模が必要だということだと思います。これが民間の融資でしっかりできればいいですけれども、場合によっては、国の何らかの、いわゆる中小企業の信用保証みたいな形のものが必要なケースがあるのではないか。そういうふうなものについての何らかの手当てというものが重要じゃないか。
そうすることによって、銀行側も、金融機関さんも含めてちゅうちょしないという形でしっかり投資を進めていくということがまずは大変重要なことで、その次にまさにカーボンプライシングの世界の議論になっていくのかなというふうな段階を私は頭に置いています。
ありがとうございます。