恒藤晃の発言 (経済産業委員会)

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○恒藤政府参考人 化学産業は、年間五千万トン以上の二酸化炭素を排出しておりまして、製造業の中では鉄鋼に次ぐ多排出産業でございます。とりわけ、プラスチック、タイヤ、塗料などの原料となります石油化学製品などの基礎化学品の製造工程が化学産業の排出の過半を占めておりまして、化学産業の脱炭素化には、この分野について、CO2排出の少ない製造プロセスへの転換や、あるいは、そのプロセスで用います燃料について、CO2の排出が少ない、あるいは排出のない燃料に転換をしていくということが重要でございます。現時点では、これらのいずれにつきましても、脱炭素化を実現する決定的な技術が確立されておりませんで、革新的な技術を世界に先駆けて確立するということが重要となってございます。
 このため、経済産業省といたしましては、グリーンイノベーション基金を通じて約千三百億円を確保いたしまして、令和三年度から、製造プロセスの転換として、廃プラスチックや廃タイヤからプラスチックを製造する技術、あるいはCO2を原料として化学品を製造する技術、また、燃料転換としては、石油化学製品の製造工程であるナフサ分解炉の熱源にアンモニアを活用する技術について研究開発を進めているところでございます。
 さらに、バイオ物づくりにつきまして、GI基金において約千八百億円、それから令和四年度の補正予算におきまして三千億円を計上し、微生物を活用して、二酸化炭素あるいは廃棄される衣料などの未利用資源を活用して化学品などを製造するプロセスの確立に向けた研究開発も進めているところでございます。

発言情報

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発言者: 恒藤晃

speaker_id: 20736

日付: 2023-03-24

院: 衆議院

会議名: 経済産業委員会