西村康稔の発言 (決算行政監視委員会)
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○西村(康)国務大臣 御指摘のように、今回、三菱スペースジェットの開発が中止に至って、国産旅客機の商業運航という当初の目的を達成できなかったということは非常に残念であります。
私も、外務政務官のときにも各国に売り込みに行った、セールスに行った経験もありますので、そのことも含めて、また、委員おっしゃったように、同じ兵庫県選出の議員として、兵庫県にもこうした航空機の基盤がある、産業の基盤があるというだけに、非常に残念でありますし、重く受け止めているところであります。
開発中止に至った背景については、今御指摘ありましたように、安全性に関する規制の認証プロセス、これの経験、ノウハウの不足、これが大きな要因として挙げられると思いますし、また、エンジンなど主要な装備品を海外のサプライヤーに依存していたということによる交渉力の弱さ、低下、これもあると思いますし、また、地域間、いわゆるリージョナルジェット市場、これの見込みも、少し環境の変化もあって、その辺りも見込みと違う部分もあったというふうに聞いております。
こうした様々な要因があったと認識をしておりますが、一方で、三千九百時間超の飛行試験を実施しておりますので、機体開発などにおいて一定の水準までは到達している。また、人材育成を含め、我が国の航空機産業の技術、能力の向上に寄与をしている、その向上に大きく寄与しているもの、この部分はあると思いますので、この培われた技術、人材、今後、是非生かしていきたい、これは航空機分野、そしてほかの分野も含めて、是非生かしていきたいと思っております。
そして、御指摘のように、こうした点を振り返って、目標を実現できなかった要因とその成果を十分に検証した上で、総括をした上で、この経験を今後の航空機産業の発展につなげていくことが重要と考えております。
そうした中で、今御指摘ありましたけれども、カーボンニュートラルへの取組であるとかデジタル化の動きの中で新たな可能性も出てきておりますので、是非、経産省としては、これまでの経験を生かしながら、新たな潮流も踏まえて、将来の航空機産業の発展に向けた取組、これをしっかりと進めていきたい、反省の上に立って進めていきたいというふうに考えております。