湯本啓市の発言 (原子力問題調査特別委員会)

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○湯本政府参考人 お答え申し上げます。
 三点お尋ねいただいたかと思います。
 まず、G7でございますけれども、今回の日本開催の機会を捉えまして、御指摘のとおり、訪日をする閣僚の方々等に対して、福島第一原発を始め福島県を訪問いただくという形で招待させていただきました。
 その結果ですけれども、ドイツのレムケ環境大臣や英国のハリソン自然環境大臣などに実際に福島第一原発へ入っていただいて、御視察をいただいたところでございます。ハリソン大臣からは、廃炉作業の進捗あるいはALPS処理水の安全性について大変理解が深まったというようなコメントもいただいたところでございます。
 次に、IAEAのレビューでございますけれども、五月三十一日に、六番目の報告書となりますALPS処理水の核種分析に関する報告書というのが公表されてございます。こちらでは、東京電力とIAEA研究所、それから第三国の分析機関、それぞれの分析結果を比較いたしまして、東京電力が高水準の測定の正確性と高い技術的能力を持つというような評価をいただいたところでございます。さらに、五月の二十九日から六月の二日にかけまして、これまでのレビューを総括する形で、包括的なレビューミッションが行われたところでございます。
 今後、海洋放出前の最終的な結論を含みます包括報告書というのが公表される予定というふうに承知しておりますけれども、公表後には、これまでと同様に、IAEAの協力もいただきながら、この内容を国内外に向けて分かりやすく発信していきたいというふうに考えてございます。
 最後に、韓国の視察団でございますけれども、韓国専門家現地視察団というのが五月二十二日から二十五日にかけまして訪日をいたしております。今回の視察では、韓国側の希望に可能な限り沿う形で、東電福島第一原発の視察箇所、こちらを設定いたしまして、さらに、韓国側から資料提供依頼といったこともございましたけれども、こちらにも誠実に対応したところでございます。また、東京電力及び日本政府から、各設備の仕様ですとかその運用方法、ALPS処理水の安全性等につきまして、データに基づいて丁寧に現地で御説明をいたしました。
 視察団の劉国熙団長ですけれども、五月三十一日にソウルで記者会見を行っておりまして、今回の視察は、現場を直接確認し、資料確保を通じて科学的、技術的検討過程において意味のある進展があったというコメントをいただいておりますし、視察の結果は今後公表するというふうに述べていると承知しております。
 今回の視察全体を通じまして、視察団のALPS処理水の安全性に関する理解が深まり、韓国国内においても理解醸成が進むことを期待しております。

発言情報

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発言者: 湯本啓市

speaker_id: 22752

日付: 2023-06-08

院: 衆議院

会議名: 原子力問題調査特別委員会