宮本徹の発言 (厚生労働委員会)

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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。
 まず、今日も、子供の医療費有料化問題について初めにお伺いします。
 この間、政府が引用しております論文では、低額の自己負担によって子供の受診が減るということが明らかになっているわけですけれども、どういう家庭の子供の受診が減るのかというのが問題だと思うんですよね。
 今日、配付資料を御覧いただきたいと思いますが、これは阿部彩先生たちの実証研究の、グラフがあるページを載せました。
 このグラフを見ますと、受診抑制の割合は、小学校五年生困窮層で、無料なら二・四%、定額負担で八・七%、三割負担で一九%、償還払いで二三・九%。中二の困窮層では、無料五・五%、定額負担一一・四%、三割負担二四・二%、償還払い二〇・八%。このうち統計的に有意なのは三割負担と償還払いで、受診抑制が起きると。グラフを見たら、定額負担も受診抑制が起きているようにも見えるわけですけれども、サンプルが少ないので、定額負担の場合は統計的に有意な推計値にはなっていないということなんですね。
 阿部先生たちの論文、こう書いているんですね。定額負担の受診抑制への影響は、本分析からは全容が見えておらず結論づけることができない、より多くの自治体データが必要であるということでございます。
 先日の岸田政権のたたき台で、子供医療費の有料化を自治体に求めていく、こういう協議を行うと書いてあるわけですけれども、私は、それは問題だと思います。まずやるべきは、定額負担でどういう収入階層、どういう家庭状況の子供の医療が抑制されるのか、ここをしっかり厚労省として調べる必要があるんじゃないかと思いますが、大臣、いかがですか。

発言情報

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発言者: 宮本徹

speaker_id: 19574

日付: 2023-04-19

院: 衆議院

会議名: 厚生労働委員会