古川元久の発言 (国土交通委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○古川(元)委員 ありがとうございました。
参考人の皆様方のお話を伺っていると、やはりどうしても右肩上がりの経済、あるいは人口が増えているというその時代の発想が、だからこそできたことが、もう時代が逆に、それこそ経済の、なかなか低成長になり、デフレになって、そしてまた人口も減っている、そういう新たな今直面している問題に対してやはりしっかり目を向けてこなかった。
特に人口減少なんかは、人口動態はもう今までも、この十年、二十年先、それぞれ市町村ごとに、この地域がどれくらいの人口になるかということも、高齢化率とかも統計上分かっていて、ほぼこれは確実に起きる未来ですから、そういう不都合を、そう考えたくなくても、やはりちゃんとそこを見た上で、その上で、では、地域交通をどうするのかということをやはり考えないといけないんじゃないかと思いますし、今、武田参考人からのお話にもちょっと絡むところがあると思うんですけれども、ちょうどこの三、四十年前ぐらいから、新自由主義的な発想で、やはりマーケットに任せて、そこでやっていけば一番それがうまくいくという、そういうのが世界的にも潮流があった、そういうことも原因になっているんじゃないかと思います。
これから、今本当にこういう局面にある以上は、やはり従来の発想やそういうものを根本的に見直していかなきゃいけない。そして、ちゃんと、将来予測し得る、ほぼ確実に来るであろう、不都合であるかもしれないけれども、きちんとそういうデータを基にした協議がなされなきゃいけないなというふうに思いました。
ちょっと時間が大分なくなってしまったんですが、これは武田参考人にちょっと、さっき鉄道の話もあったので、お伺いしたいと思うんです。
我が国は観光立国を目指そうということで、インバウンドもそうですし、また、元気な高齢者の皆さん方にどんどん国内の旅行、日本の国内旅行はまだ非常にほかの諸外国に比べると少ないので、旅行していただく。ただ、そうなると、やはり地域公共交通というのは、これはその地域で住んでいる人たちにとってだけじゃなくて、そうした観光に来る人たちにとっても大変大事な足であります。
また同時に、これは観光資源だと思うんですね。特に鉄道というのは、私は鉄ちゃんじゃないですけれども、やはり旅行に行って、車で回るよりも、鉄道に乗ってみるというのは非常にこれは旅をしていることになりますし、そしてまた、鉄道というのはある種その地域の風景にやはり溶け込んでいて、その風景の中に電車が走っているという、北海道なんかはまさにそうだと思います。やはり、そういった意味では、これは観光資源という、そういう要素もあるんだと思うんですよね。
そういった意味では、これは地域の人々にとっての移動手段という価値以上の価値が特に鉄道なんかはあって、そういう価値にも着目して、鉄道というのは路線は維持し、そして、これは国家として、国として支援していくべきじゃないかなというふうに思うんですが、武田参考人の御意見を伺いたいと思います。