福島伸享の発言 (国土交通委員会)

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○福島委員 有志の会の福島伸享でございます。
 今日は、現在審議会で議論が大詰めを迎えております国土形成計画について、私、昨年の三月二日の最初に、国土交通委員会で質疑に立ったときも大臣と議論をさせていただきました。そのとき、私からは、国土形成計画というのは、国家としての意思とか理念が求められるものであって、国土計画というのは国土をデザインすることそのものですから、まさに政治そのものなんだというような議論をさせていただきましたけれども、ちょっと大臣には、政治家としての思いをいま一つしっかり受け止めていなかったような気もいたしますので、今日は、質問通告のときにもあらかじめ申し上げましたけれども、理念的な話をさせていただきますので、御自分のお言葉でお答えいただければと思います。
 前回も、下河辺淳さんという、私の水戸一高、山口代表も出ている、そこの先輩でありますミスター国土官僚の言葉というのを紹介しました。国土計画とは何か。国土を論ずるということは、簡単に言えば、人と自然の関わり方をいろんな角度から論ずるということだと思います、国土政策論を論ずるときにいろんなアプローチの仕方があるんですが、基本的には、歴史を見るということは大きな見方の一つだろうと思いますと。つまり、国土交通省の所管ではなくて、もっと広い観点から見なければならない。
 塩谷隆英さんという元経済企画事務次官の方が一昨年、「下河辺淳小伝 二十一世紀の人と国土」というのを書いております。ここでも下河辺さんの言葉として、新全総、昭和四十四年に作ったときに、下河辺さんが塩谷さんにこう言っていたと。時代は日本列島をどのように使っていくのかという新しい国家百年の計を求めていたということでありまして、資料一に前回の議事録をつけさせていただきました。
 資料三、次のページをめくって裏なんですけれども、これは昭和四十四年の新全総の前文なんですけれども、二ポツの「新しい社会への対応」、ちょっと細かいものなんですけれども、読むのは省きますけれども、非常に理念的なことが書かれております。最後の全総は、「二十一世紀の国土のグランドデザイン」ということで、平成十年に作られたものですけれども、ここでも、「我々は、今、二十一世紀の幕開けのときを迎えようとしている。」と書いてあって、非常に理念的な大きな時代認識が示されております。
 確かに、国土総合開発法の目的が国土の開発とか産業立地の適正化というのがあったのを変えて国土形成計画法で国土の整備にするなど、ターゲットとするものは変えておりますけれども、私はこの広い歴史的な観点から、理念的な面から国土をデザインするという精神は、国土形成計画も全国総合計画も変わらないと思いますけれども、そうした精神、引き継がれていると考えているか、是非一言で簡潔にお答えください。

発言情報

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発言者: 福島伸享

speaker_id: 12492

日付: 2023-03-29

院: 衆議院

会議名: 国土交通委員会