福島伸享の発言 (国土交通委員会)
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○福島委員 いや、私が言っていることは意味が違うんですよ。いろいろな人の意見も聞くのも大事だと思います。でも、座長の増田さんは、立派な方だと思いますけれども、私から見たら、審議会のまとめ役としては適任なのかもしれないけれども、哲学とか理念とかが卓越した人と思えないんですよ。
最高の知性が必要なんです。最高の知性は何かといったら、分野横断的な教養を持った人ですよ。かつては、そういう人がいっぱいいた。そういう人がこの国の未来を描く素案を、とがっていてもいいから作らないと、今後五十年間の日本の姿は描けないと思いますよ。会社の経営者や学生に聞くのもいいですよ、じゃ、その人が二〇五〇年の姿を描けるんだったら、もっとその人は別の活躍の場があるはずなんですね。だから、そうした、この国の五十年間を決める大事なものだという認識が欠けた委員の構成に残念ながらなっちゃっているんじゃないかと思います。
下河辺さんはこういうことも言っています。この国土計画をやるのに、できるだけ国会議員には遠慮をいただこうという話が出ました、しかし、私としては、国土審は代議士が入っていた方がよいという意見を述べた経験があるんです、審議会では、代議士も入って、フリートーキングの懇談会という形ができた方がいいと思うんです、国会においても、国土総合開発計画についての審議は、建設委員会では私は少し限界を感じていて、もっと国政として総合的な土俵で論争すべき政治課題じゃなかろうかと。
私は、この国土計画こそ我々政治の役割だと思うんです。ここにいるメンバーで入っているのは、小宮山泰子さんだけにその役割を背負わせるというのは余りにも重荷だとも思うんです。いや、能力は十分にあると思うんですけれども、でも、やはり一人なんですよ、この国土交通委員会の中で入っている方は。そうなんですよ。(発言する者あり)今、小委員会をつくるという話がありました。
これは、今のままいくと、五月二十六日に計画原案が計画部会で取りまとめられて、パブコメに付されて、六月以降、国土審議会で議論され、夏頃に閣議決定されることになっております。
与党の皆さん、寝ていらっしゃる方が多いですけれども、寝る話じゃないんですね、これは。権力そのものなんです、国土のデザインをどうするかというのは。皆さんが与党として議論しなきゃならないし、我々も超党派で議論に参加したいんです。国土交通省の審議会が作って、こんな冷たい言葉だったら、地元で演説のネタにもなりません。
ですから、委員長、この国土形成計画を、これは前回も言ったまま一年間放置されているんですけれども、この国土交通委員会の場において、集中的に、与野党で、フリートークでもいいですが、これまでにないやり方でも結構だと思いますので、議論する集中審議の機会をいただくことを求めたいと思います。