中根一幸の発言 (国土交通委員会)

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○中根委員 力強い御答弁、ありがとうございます。
 政府として継続的に国土強靱化を進めていくためには、何といっても予算の裏づけというのが一番重要になってきます。必要です。しっかりとした予算の確保をしていただいて、国土の強靱化を進めていっていただきたいと思います。
 さて、都市の競争力向上のためには、自然災害の課題だけではございません。高度経済成長期以降に整備した社会資本が加速度的に老朽化しており、その対応は深刻な問題となっております。インフラの老朽化は都市の競争力を毀損します。都市の持続的な経済成長に向けて、インフラを適正に維持管理、更新していく必要があります。
 こうしたインフラの更新は多額の支出を伴う大規模な事業となりますが、私は、これと併せて周辺のまちづくりを同時に行えば、都市環境を刷新する大きなチャンスにすることもできるのではないかと考えております。
 例えば、シアトルのウォーターフロント開発がよい例です。シアトルのセントラルウォーターフロントは、元々多くの観光客や市民らでにぎわっていましたが、一九五三年に建設された二階建ての高架道路で市街地と分断されてしまいました。その後、完成から半世紀がたった高架道路は、老朽化に加え、二〇〇一年のシアトル地震によって大きなダメージを受け、耐震診断の結果、完全復旧は困難であると判断されてしまったわけであります。
 様々な対応案が検討された結果、大規模な更新事業として、高架道路を地下化するトンネル化案、これが採用されたわけであります。これにより市街地とウォーターフロントの分断が解消できること、新たなオープンスペースが創出され、景観、にぎわいの向上が期待できること等、高く評価されたからであります。
 そこで、お伺いします。
 今後の不可避となるインフラの更新を契機として、都市機能を向上させる周辺の都市環境整備と併せて実施することは、都市の競争力向上に非常に有効かつ効率的だと思っております。お考えをお聞かせください。

発言情報

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発言者: 中根一幸

speaker_id: 16066

日付: 2023-04-19

院: 衆議院

会議名: 国土交通委員会