若林健太の発言 (災害対策特別委員会)

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○若林委員 こうした堤防が崩れたところというのは五、六か所あったということで、地元の新聞では、崩れていたぞという記事は載っているんですけれども、大丈夫なんだという記事は載っていないんですね。広く住民の皆さんの不安はまだ払拭されていない。役所とすれば、点検の結果、大丈夫だったという報告はいただいているんですけれども、広く多くの皆さんに周知していただく、そういう広報も是非取り組んでいただきたいというふうに思います。
 この千曲川水系緊急治水対策プロジェクトでは、流域治水対策を進めるということで、堤防強化や河道掘削とともに、五つの遊水地を設置するということが位置づけられてございます。長野県内ですね、長野県内においては五つの遊水地を設置するということになっています。
 先週の日曜日、二十一日には、五つの遊水地のうちの一つ、トップバッターとなる中野市上今井区での工事の起工式が行われて、私も出席をさせていただきました。この遊水地工事についてのトップバッターということでありまして、ここでの事業の成功というのは、残された四つの遊水地計画の進捗にも大きく影響するものだと思っております。
 地権者は、これまで用地提供など大変協力的に進めてきたわけでありますが、ここへ来て若干トラブルが生じてきております。国の要請によって遊水地に提供した畑について、過去八年以内に改植のためにもらった農林水産省の補助金について全額返済するようにという要請が出てきて、寝耳に水ということで、地権者の皆さんの反発が広がっております。
 道路整備など、あらかじめ都市計画などで予測ができるような場合に、補助金をもらった途中でやめるというようなことで返還請求されることはあるかもしれませんけれども、一部、農家にとっての責任もあるかもしれませんけれども、今回はまさに災害によって持ち上がった国の政策によって突然遊水地へ提供しなくてはならなくなったという案件であります。
 中には、災害があって畑に泥が入っちゃって、それを除去したんだけれども、この際というので、改植をしてくださいと勧められて、この助成金、この事業を使いながら改植をした直後に遊水地という話になって、今回それに応じたという方もいらっしゃいます。
 こうした経過を考えると、全額返金というのは、もういかにも、この地域の皆さんにとって大変厳しくも、また、感情的にも受け入れにくいというふうに思います。
 例えば、支援単価の一部、未収益期間の助成といったようなものについて、これは期間が短くなっちゃったんだから、その先払い部分については返還を求めるとか、何らかの配慮が必要なのではないか、こんなふうに思いますが、この点について農水省の見解を伺いたいと思います。

発言情報

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発言者: 若林健太

speaker_id: 391

日付: 2023-05-25

院: 衆議院

会議名: 災害対策特別委員会