工藤彰三の発言 (災害対策特別委員会)
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○工藤委員 おはようございます。自由民主党の工藤彰三でございます。
質問の機会をいただきましたことを、委員長、理事、そして委員の皆様方に感謝申し上げます。
私は、初当選が平成二十四年であります。二〇一二年であります。以来、災害対策特別委員会に所属させていただきました。国土交通の大臣政務官のときの一年だけお休みをいただきましたが、ずっとこの委員会で災害対策の在り方について取り組んでまいりまして、諸先輩に様々御指導を賜りました。本当に感謝しております。
ただ、いつも思うのは、災害対策のことで取組について質疑はいいんですが、なるべくこの委員会が開かれない、現場視察がないような、そういうことであればいいなと。とにかく災害列島でありますので、それが起きないことをいつも祈念しながら委員会に出ておるわけであります。是非ともお願いいたします。
そして、今日質問させていただきますが、災害の取組に対する私の原点は、まだ生まれておりませんでしたが、私の選挙区は名古屋市南部であります。名古屋港を抱えておりますが、伊勢湾台風で被災した地であります。災害対策に取り組む原点、これは、近所のお年寄り、そして自分の近隣のかいわいの、小学校のとき、いろいろなところに遊びに行かせていただいた、家屋の中で階段を上がる、柱を見ると、なぜここは茶色いんですかと言うと、ここまで水がつかったんだよと、そういうことをいろいろ聞かせていただいて、災害があってはいけないんだね、そんな思いが衆議院選挙に臨む原点でありますので。
十年たちました。特にこの十年間、気候変動はもう変わっております。今日でも、台風二号が今宮古島に上陸し、来ると。ルートは、よくよく見ると、昭和三十四年九月二十六日の伊勢湾台風のルートに似ているなと。あの時は九月二十六日です。今日は六月一日です。これだけ、三か月も違うということは、それだけ海水温も、そしていろいろなところで、温暖化で変わったんだな、そんな思いであります。
早速、質問に入りたいと思います。
今台風の話をさせていただきましたが、まず、やはり地震、最近は特に頻繁に起こっております。全国各地で震度四以上の地震が、この五月、先月だけで十八回揺れました。そして、石川でも揺れましたし、様々なところで揺れております。太平洋側で揺れると今度は日本海側、そして北海道で揺れると九州でまた揺れる、そういうことが頻発しております。今後の大規模地震の発生が懸念されます特に太平洋側、南海トラフ地震について、今後三十年以内の発生確率が七〇から八〇%と予想されております。切迫性が高まっているところでありますが、確度の高い地震の予測は現在の科学的知見では困難であると私も分かっております。
でも、皆さんにお尋ねしたいのは、こういうときは、空振りでも結構ですが、異常な現象が観測された場合は国民に一応情報を発信した方がいいんじゃないだろうかと。これが空振りに終わってもいい。最初の国土強靱、災害対策の大臣になった古屋圭司先生が、オオカミ少年になっても構わないからやはり告知をすべきであるということを当時明言されているのを覚えておりますが、防災対策に生かすべきだと考えております。
南海トラフ地震における、そしてまた地震観測における、予測における政府の取組についてお聞かせをいただきたいと思います。