伊藤渉の発言 (財務金融委員会)
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○伊藤(渉)委員 ありがとうございます。
是非、グローバルなマーケットを最初から見据えて挑戦をできるように、サポートもしてあげてほしいし、いろいろなコンサルティング、それから金融面でのサポートも是非お願いをしたいと思います。
次に行きます。
これは財務大臣にお伺いしますけれども、今、デジタル化の進展ですとかカーボンニュートラルとか、世界中で産業構造やビジネス環境が大きく変化をする中、国際標準化、これは非常に大事なキーワードだと思っておりますが、国際標準化を始めとしたルール形成、これが社会的な課題の解決、新産業、新市場の創造、企業の経営戦略ツールなどとして注目をされています。
私もまだ、もちろん、勉強している途上ですけれども、一番衝撃的だったのは、今日も出ている蓄電池。最初、日本企業が圧倒的シェアだったんですね。技術的な特許もほとんど持っていた。しかし、十年足らずでシェアは完全に海外のメーカーに奪われた。これは、何が起こったかはつぶさに今私も申し上げる力がございませんけれども、少なくとも技術はあったけれども、その技術をうまく市場に展開するルールだとか、一つの産業として育てる力が我が国に不足していた。あるいは、一つの企業だけにそれを任せてしまっていた。だから、せっかくつくり上げた技術を、言葉を選ばずに言えば、全部取られちゃった。私の危機感はこういう問題意識でございます。
そういう状況の中で、デジタル化やイノベーションの変化の中で、最終的なサービスの価値を提供する企業と、それを支える技術を提供する物づくり企業を一体的なバリューチェーンとして捉え、我が国の企業が様々な価値を提供していくことが重要になってきます。
また、スタートアップ等から、研究開発成果を、実証から社会実装、国際標準規格の取得へと確実につなげるための、ファイナンスを含めた適切なマネジメントを行う必要があると考えます。
今回の法改正を踏まえて、こうした観点から、どのような貢献ができると考えておられるか、財務大臣の御所見、御所感、お伺いしたいと思います。