齋藤通雄の発言 (財務金融委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○齋藤政府参考人 お答えを申し上げます。
財政投融資特別会計財政融資資金勘定でございますけれども、政府系金融機関を始めとした政府関係機関や地方公共団体等に対しまして、政策的な観点から長期、固定、低利での融資を行っている、そういう特別会計でございます。
その原資は、主に国債の一種である財投債の発行により調達しておりますけれども、財投債が満期一括償還であるのに対しまして、貸付けの多くは元金均等償還など分割で償還をされておりますので、調達と貸付けの期間にどうしてもずれが生じます。このため、資産負債管理、ALMというものを行っておりますけれども、金利変動リスクをゼロにすることはできず、金利情勢次第では損失が発生することもございますので、これに備えて積立金を積み立てているというところでございます。
この積立金につきましては、過去にも、個別に立法措置を行った上で、財政融資資金の運営に支障のない範囲で一般会計等への繰入れを行っており、その結果、今年三月末、令和四年度末時点の残高は一・一兆円となっております。
今回の財源確保法におきましては、防衛力の抜本的な強化に必要な財源確保のため最大限の貢献を行うという観点から、臨時の措置として、積立金から〇・二兆円を取り崩し、一般会計に繰り入れるということにいたしております。
なお、今回の繰入れに際しましては、財政融資資金勘定の財務の健全性を確保する観点から、三千本の金利シナリオを用いて将来推計を行った結果、今般の繰入額であれば当面の間は積立金が枯渇しない見込みであるということを確認をしており、今後の運営には支障がないものというふうに考えているところでございます。