野田佳彦の発言 (財務金融委員会)

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○野田(佳)委員 財務大臣としてはそうお答えをせざるを得ないと思うんですけれども、安全保障の目的を害するおそれがあるから単価は公表できない、買う数量も公表できないということが防衛省の考え方だという御説明を財務大臣がされましたけれども、じゃ、日本の安全保障の目的を害するようなことを何でアメリカが情報を流すんでしょうか、日米同盟とはそういうことなんでしょうかというそもそも論に行き当たります。安全保障の目的を害すると言いながら、もっと基本情報として提供できることをきちっと提供していないというところに、ほかの省庁もあるんです。
 例えば、昨日、厚生労働省がアベノマスクの発注量とそして単価を公表しましたよね。三年前に布製のマスクが二枚ずつ各世帯に配られました。我が家にも届きました。残念ながら、私の顔のサイズには合いませんでした。悲しかったですよね。もう眼帯にしようかと思いましたね。というぐらいに税金の無駄遣いだと思っていましたけれども、単価と発注量はどれぐらいか、これは政策効果を考える上で基本情報だと思います。それを司法判断を仰がないと公表しないというのもおかしいんですよね。おかしい。
 この種のことが各省ではよくあるんですよ。ワクチンは二兆四千億円使って購入をした。八億八千万本分ですか、異常に数が多いじゃないですか。単価は、ファイザーは幾らか、モデルナは幾らか、アストラゼネカ、秘密保持契約だから公表できないと。二兆四千億ですよ。
 この種の、公表できないといって基本情報を提供しないことが役所は今物すごく多いと思います。それをもうちょっと、きちっとした政策論争、与野党で一致点を見出そうと努力をするならば、基本情報はなるべく出すように、私は、やはり財務大臣が予算とか決算の審議をつかさどるわけですので、もうちょっとこれは各省に指導してほしいなということを強くまず申し上げて、具体的なほかの質問に行きたいというふうに思います。
 今日は防衛副大臣にお越しをいただいておりますけれども、防衛装備の充実ですね。
 やはり必要な観点は、もちろんお金の手当てが必要です。これは後段の方で少し触れたいと思いますけれども、お金の手当てとともに、装備を充実しても、人手が足りなかったら意味がないんですよ。私は、安保三文書を読んだけれども、人的基盤の充実という観点が弱過ぎると思っていますので、これは二月八日の予算委員会でも総理にお尋ねをしました。まだ余りちょっと問題意識としてぴんときている感じがなかったので、改めて足下の数字の確認からいきたいと思うんですけれども、自衛隊の定員、二十四万七千人ですよね。定員に対する実員のまさに比率、充足率、これは警察予備隊以来、一〇〇パーに届いたことはないですよね。ずっとないんですよ。
 足下の数字をまず確認したいと思いますけれども、現時点の充足率はどうなっているか、教えていただきたいというふうに思います。

発言情報

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発言者: 野田佳彦

speaker_id: 5804

日付: 2023-04-25

院: 衆議院

会議名: 財務金融委員会