野田佳彦の発言 (財務金融委員会)

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○野田(佳)委員 海保とのバランスといいますけれども、海保自体、本体自体は軍事行動は行わないわけなので、その並びにしていくことは、連携とはいいながらも、少し私は飛躍があるのではないかと思うし、国際社会の中ではこういう艦船の建造費などを認めているような国もあるかもしれませんが、これはもう何回も委員会でも出ていますけれども、一九六六年当時の福田当時大蔵大臣の国会答弁で、防衛費は消耗的な性格を持つ、公共事業のように国債発行の対象とすることは適当でないということをずっと言い続けてきて、そして、一線を守ってきたんだと思うんです。
 私は防衛費の増額については基本的には賛同する立場でありますけれども、安易に建設国債を認めてしまうということは、建設国債、要は、公共事業と同じように、最近の積極財政論で増やせ増やせという大合唱の下に、建設国債を使って、防衛費増額という大義名分の下にこれをどんどん発行するような、私はアリの一穴になりかねないというような懸念を強く持っています。
 かつて、赤字国債について、特例公債についても、初めて一九六五年に補正予算で赤字国債を発行しましたが、その十年後にもう一回赤字国債を発行せざるを得なくなったとき、当時の大平大蔵大臣が、死ぬほどつらいとつぶやいたと聞いています。
 どうしようもなくなってこれまで守ってきた財政規律を守るための原則を踏み越えたときの、私は大臣としての苦渋というものがもっと出てこなきゃいけないと思いますが、特別な感慨は持たないですか、大臣。

発言情報

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発言者: 野田佳彦

speaker_id: 5804

日付: 2023-04-25

院: 衆議院

会議名: 財務金融委員会