櫻井周の発言 (財務金融委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○櫻井委員 今、二〇二五年プライマリーバランス黒字化というお話もございました。財政健全化という話もございました。
 ところが、IMFの報告書十二ページには、本日お配りしておりますこんなグラフも載っていまして、ジェネラル ガバメント デットということで、二〇二四年まではちょっと下がる、ベースラインケースで下がることにはなっていますけれども、その後また上がっていくことになっているんですね。要は、高齢化がどんどん進んでいくから、やはり政府の歳出は増えざるを得なくなるんじゃないのかということで、むしろ、IMFは、これから中長期的には悪化していく、こんなふうにも言っているんですよ。しかも、内閣府の中期の財政の試算について、これはヒストリカリー ビーン トゥー オプティミスティック、楽観的に過ぎる、もうずっと歴史的に楽観的に過ぎる、こんなふうにも指摘をされているんですよ。これはまずくないですか。
 IMFは、私、個人的なことで恐縮ですけれども、大学を卒業して就職したとき、銀行で働いていたんですけれども、海外営業をやっていました。アジア通貨危機、まさに起きていて、やはり、一回マーケットがうわっと動き出すと、資金が動き出すとどうにもならないというので、すごく怖い経験をしたんです。私は下っ端の職員でしたので、別に、何かするというか、仕事がやることがなくなったというだけなんですけれども、でも、やはり怖いなという経験をしています。
 当時、そのときに大蔵省で活躍をされていたのが黒田東彦国際金融局長であり、財務官であったわけなんですけれども、その方が今度は日本の危機を招くようなことを積み上げてしまったというのは歴史の皮肉ではないのかなというふうにも思うんですが、これは韓国とかタイとか、当時、アジア通貨危機、大変だったんですけれども、そのときの韓国の経済規模はそこまで大きくはなかったから、IMFそれから日本も一生懸命頑張って支援をした。それで何とかなったわけなんですけれども、今度、日本みたいな世界第三位の経済大国が危機に陥ったら、これはIMFといえども救済できないから、いろいろ心配してあれこれ言っているんじゃないのかなというふうにも思うんです。
 これはやはり、日本の責任というのは、そういう意味でも、防衛費以前の問題として、我が国の危機というのはあるんじゃないのかと思うんですが、大臣の御認識をお尋ねいたします。

発言情報

speech_id: 121104376X01620230425_076

発言者: 櫻井周

speaker_id: 29486

日付: 2023-04-25

院: 衆議院

会議名: 財務金融委員会