源馬謙太郎の発言 (政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会)

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○源馬委員 立憲民主党の源馬謙太郎です。
 今日、私からは、立候補することへのハードルを下げること、それから投票へ行くことへのハードルを下げることという観点から、幾つか意見を申し上げたいと思います。
 現行の制度ではできることが限られているので、皆さんが効果がないと思っていながら、しかも場合によってはそれが有権者にとって迷惑になると分かっていながら、でもやらざるを得ないということを皆さんやっていると思います。そういう制度になってしまっているので、やめた方がいいものは絶対にやめるべきだというふうに思います。
 例えば、先ほど寺田委員からお話がありましたが、選挙カーの廃止は私も真剣に検討すべき課題の一つだと思います。騒がしいし、環境にも悪いし、子育て中の御家庭から苦情が来ることもありますし、夜勤で寝ている方たちから苦情が来ることもあります。迷惑でしかありません。そして、有権者が投票先を決めるための有用な手段とも到底言い難いと思います。
 また、チラシに貼る証紙の廃止も検討すべきだと思います。これはもう何人もの先生からも既に御指摘がございます。これだけ皆さんがやめた方がいいと思っているものを、ずっとやり続ける必要は全くないと思います。今DXが求められていて、デジタル化とか言われているのに、今更、極めてアナログで前近代的な、証紙を貼るという行為をすぐ改めるべきではないかと思います。
 それから、そもそも配布枚数の制限も、当時と今とは印刷費も違いますし、その必要性においても当時とは大分乖離があるのではないか。今はもうネットで意見を拡散すればいいわけで、わざわざ紙のチラシを、制限がなかったら五十万枚とか配りたいなんていう人は、ほとんどいないのではないかと思います。
 それから、今回の統一地方選挙と五つの補欠選挙がありましたけれども、やはり、低投票率は深刻だったと思います。政治や選挙実施自体に関心がないことも、一つのこれは事実だと思いますけれども、やはり、事前のアンケートや世論調査で、今回の選挙に行くかどうかという調査をすれば、多分行くとかと合わせれば、多くの方が行くつもりはあると思うんですね。別にこれは格好つけて、行くつもりと答えているわけじゃなくて、本当に行けたら行くつもりだよと思っていると思うんですが、それでも、行くつもりだったけれども雨が降っちゃったとか、行くつもりだったけれども面倒くさくなったとか、予定が入ったとか、そういう声を実際に皆様も聞かれていると思います。
 ですから、有権者にとっては、利便性を高めるということも、政治への関心を高めることと同様に大事なことではないかと思います。
 選挙に行くためのハードルを下げるのは、やはり私はインターネット投票の実現だと思います。わざわざ投票所に足を運ぶしかない現状よりは、ハードルは確実に下がると思います。皆さんが全てネットで投票しなきゃいけないというわけではもちろんありませんので、今までどおり投票所に行く方が便利な人はそれでもいい、でも、ネットでやりたい人はネットでできる、こういう制度にすべきだと思います。
 技術的な課題は、一つ一つクリアしていけば必ずクリアできるものだと思いますし、既に多くの政党の中でもいろいろな課題が議論されていて、それについて一つ一つ解決策なんかも考えられているというふうに思います。ですから、そろそろ実現に向けて前に進めていくべきだと考えます。物理的に投票所に行けない人への選挙権の確保にもつながると思います。
 それから、ポスターですとか政策なんかもネットで見られて、検索から投票まで一貫してネット上で完結できると、なおよいと思います。
 これも先ほど寺田委員からお話がありましたけれども、公開討論会の実施は、私も制度化して担保するべきだと思います。今JCがやってくださっていますけれども、現状は、皆さんも御存じのとおり、出ない候補もいたり、自分の身内ばかりいたり、余り公開討論会の体を成していないと思うので、これはやはり、制度として候補者側がやる、そしてネットで見られる、こういう制度にしていくべきだと思います。
 最後に、この二回の自由討議は本当に意義深いことだと思いますが、これをちょっとアリバイ的にやったということにして、後はほっておくということだと何も進まないので、これまでも意見がありますが、常設の小委員会をこの委員会の下に設置して、議運との関係も整理しながら、本格的見直しにつなげるべきだというふうに思います。
 以上です。

発言情報

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発言者: 源馬謙太郎

speaker_id: 17006

日付: 2023-04-26

院: 衆議院

会議名: 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会