2023-04-26
衆議院
徳永久志
政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会
徳永久志の発言 (政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会)
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○徳永委員 立憲民主党の徳永久志です。
この統一地方選挙で仲間の応援に行かせていただき、候補者や、あるいはその選挙活動に関わっておられる方、支援者の方々、様々な話の中から何点かピックアップしましたので、申し上げたいと思います。
まずは、選挙カーであります。
これの是非については、効果がある、意味があるという人と、意味がない、もうやめてしまえという人と分かれます。その是非についてはちょっと横に置いて、いろいろな方のお話の中で多かったのは、朝の八時から夜の八時まで十二時間もこれを運行し続けるというのはどうなのかねという声は結構ありました。ですから、まずは、時間短縮というのは考えてしかるべきではないのか。いやいや、そこはちょっとというのであれば、せめて土曜、日曜、祝日、一般の方がお休みの方が多いときぐらいは午前十時ぐらいからにしましょうよというような声が結構あって、私も、なるほどなという思いで聞いておりました。
二点目です。これは、先ほど来から様々出ております証紙を貼ったビラの話です。
選挙事務所で証紙を貼っている人たちは、ぶつぶつ文句を言いながらやっています。何の意味があるんだ、こんなものはということです。枚数制限をかけることに意味があるとするならば、先ほどもいろいろな方がおっしゃっているように、様々な技術を駆使して枚数管理ができるようにすべきだというふうに思います。
その次に、配るときもまたこれは文句たらたらです。新聞折り込みはできるのに、なぜポスティングはできないのだと。これの合理的な説明ができる人というのは多分いないと思うんです。ただでさえ、若い人はもう新聞を取らなくなっている。若い人に何とかこの候補者を知ってもらいたいと思っても、新聞折り込みしていたらなかなか届かないではないかというような話ですね。ですから、配布方法については、これはもう完全に自由化をすべきだろうということを思います。
それから、三点目です。これも先ほど来出ております、政治活動と選挙活動の区分というのはもう取っ払っていいのではないか。
新人候補の方の話を聞くと、やはり、声を大にして自分は市議会議員選挙を目指して頑張っています、県議会議員を目指していますということを言えないのが大変つらかったというか、非常に厳しいものを感じたということであります。
逆に、有権者の方からすれば、この人、非常によく頑張っている、活動しているけれども、何の選挙に出るんだろうか、何を目指しているんだろうかといったような疑問も湧く有権者も多くおられるんだろうということになると、これは非常に有権者に対しても分かりにくいことになるというふうに思います。
片や、例えば県議会議員とか我々国政になってくると、出馬表明というのをやるんですね。県議会議員選挙に出馬します、参議院選挙に出馬しますというのを、解散もなっていないのに堂々と記者を集めてやる。そのことについては何のおとがめもない。翌日には、新聞は大きく書いて、地元テレビも放映をしてくれる。何か特集があれば、立候補が予想される顔ぶれといって一斉に載る。頼みもしないのに、週刊誌は当落予想で丸、ペケ、三角までつけてくれる。ここは何のおとがめもなくて、実際に活動している人たちについては、そこは厳しいおとがめがあるという矛盾があるわけですよね。
ですから、こういった部分についてもしっかりとやはり正して、自由化をしていくということが必要なんだろうと思います。
それから、四つ目です。
これは、かねがね私は思っていたんですが、ちょっと本題からそれるかもしれないんですけれども、こうした我々の活動やあるいは有権者の様々なルールとしての公職選挙法、これは実はどこででも教わらないですよね。学校教育の中でも、恐らくない。それから、大学の法学部に行っても、この法律を専門的に教える授業などというものはありません。したがって、何も学ばないまま社会に出て、そして、何かのきっかけで、ある人を是非当選をしてほしいと思って政治活動の支援をしていくと、よかれと思ったことが丸々選挙違反に当たってしまうという例がやはりあると思うんです。
ですから、私は、主権者教育ということで様々言われています、投票すること、あるいは選挙に出ること、そういったものについてしっかりと教えるというのは大事ですが、一方で、やはり選挙、自分のこれはと思う候補者の応援をする、活動を支えるということも立派な主権者としての活動だというふうに思いますので、その最低限のルールである公職選挙法の概略みたいなものは、どこかの段階でしっかりと教える機会というものがあってしかるべきなんだろうというふうに思います。
以上です。