務台俊介の発言 (総務委員会)
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○務台委員 我々も、NHKのインターネットコンテンツは本当に質が高いものと思っております。国民の目から見ると、それに期待するところはあるんですが、民放の立場もあるということで、今後、またこの議論が継続していくというふうに認識しております。
会長自身も、NHKの報道について、公平公正で確かな情報を伝えていきたいというふうにお述べになっております。日本の社会も、NHKの報道で報道されたということについては格段の信用を置く傾向があります。それだけ信用が高いということですが、信用が高いゆえに、思惑によって逆に悪用される、スピンされてしまう傾向もなきにしもあらずだというふうに思います。
三年前にも質問しましたが、長崎県軍艦島を取り上げた「緑なき島」の短編映画の画像の一部が韓国側の歴史認識の材料に切り取られ、釜山にある日帝強制動員博物館で、NHKの意図とは全く異なる形で使用されている現実があります。
私は、二月六日に同僚議員八名と長崎県の軍艦島を訪問し、当時の島民の皆様と話をしてまいりました。日本人の炭鉱夫と朝鮮半島から働きに来ていた炭鉱夫が平等な待遇の下で和気あいあいと暮らしていた実体験と比較し、朝鮮半島からの労働者が虐待され、虐殺された地獄島として位置づけられることに対して、島民の皆様はやるせない思いが募り、何とか是正してほしい、そして、韓国側のそうしたプロパガンダの材料として公共放送のNHKの画像が使われていることを正してほしいという切実な要求を承りました。
NHKとしても、「緑なき島」が六十年以上前の映像記録であり、事実関係を究明することは困難があると推察します。旧島民の皆様への調査結果の報告書も出されていますが、より真摯な対応を是非ともお願いしたいというふうに思います。
受信料を活用した公共放送が、事もあろうに反日プロパガンダの材料として使われているとしたら、受信料制度に対する国民の信頼を崩すことにもなりかねません。
私としては、NHKとしても、韓国側に対して不当な映像利用はやめるように是非とも求めていただきたいと考えますが、この点についての稲葉会長のお考えを伺いたいと思います。