河西宏一の発言 (東日本大震災復興特別委員会)
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○河西委員 前向きな御答弁、大変にありがとうございます。是非、政府が前面に立って、そして共に風評に挑んでいく、この姿勢が非常に大事だと思っておりますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。
震災から十二年を経た中にあって忘れてはならないのは、私も今、主に東京都内のいろいろな会合にお邪魔をしますが、福島第一原発事故による帰宅困難地域にある自治体を始めといたしまして、復興の時間軸というのは、地域で、あるいは人それぞれが抱える境遇によって大幅に異なるという点でございます。それを私も都民の方によくお話をさせていただきます。
例えば、特定復興再生拠点区域、いわゆる拠点区域ですが、この避難指示解除に関しましては、大臣も所信で触れられたとおり、葛尾村、大熊町、双葉町は昨年解除されたばかり、そして浪江町、富岡町、飯舘村はこの春の解除が予定をされているということで、地元からは、ようやく復興のスタートラインに立ったばかり、あるいはこれから立とうとする段階だ、その思いを忘れないでほしいというお声をいただいているところでございます。加えまして、今後、拠点区域外におきましても、避難指示解除、住民の帰還、また、生活再建を目指す特定帰還居住区域を、仮称でありますけれども、設ける法改正も今国会に提出をされているわけでございます。
やはり、震災から十二年がたった今も、やっと復興のスタートラインに立てた、あるいはこれから立とうとしている地域があることを国民の大多数が認識しているか、その実情を共有しているかと言われますと、なかなかそれはまだまだそうではないんだろうというふうに思っているところであります。このいわば風化に政府はどう挑むのか、その具体策も含めまして、是非大臣に御答弁をお願い申し上げたいと思っております。