伊藤茂樹の発言 (東日本大震災復興特別委員会)
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○伊藤政府参考人 お答えいたします。
ALPS処理水の取扱いにつきましては、日本はIAEAのレビューを受けつつ、これまで国際法を遵守し、また国際慣行を踏まえて対応してきており、人及び環境にとって安全性が十分に確保できるものとなっております。こうした対応につきましては、高い関心を有している近隣諸国、地域を含めた国際社会に対し、科学的根拠に基づき、透明性を持って丁寧に説明してきております。
ALPS処理水の海洋放出について過去に懸念を表明した太平洋島嶼国のうちミクロネシア連邦につきましては、二月に行われた日・ミクロネシア首脳会談でパニュエロ大統領から、海洋という共通資源を傷つけないという日本の意図や技術力への深い信頼が示され、以前ほどの恐れや懸念はもはや有していない旨表明されました。
また、二月に太平洋諸島フォーラム、PIF代表団が訪日した際、岸田総理及び林外務大臣との間で本件に関する集中的な対話の重要性について一致したことを受けまして、三月に林大臣がソロモン諸島及びクック諸島を、四月から五月に武井副大臣がバヌアツ、フィジー、ツバルを訪問し、各国の首脳等に日本の立場を直接説明するなど、政治レベルの対話を実施するとともに専門家レベルでの対話も行い、太平洋島嶼国の理解を得られるよう努めているところでございます。
引き続き、透明性高く情報発信、説明を行い、国際社会の理解醸成に取り組んでまいる所存であります。