後藤茂之の発言 (内閣委員会)
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○後藤国務大臣 経済再生担当大臣、新しい資本主義担当大臣、スタートアップ担当大臣、新型コロナ対策・健康危機管理担当大臣、全世代型社会保障改革担当大臣、経済財政政策を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。
我が国経済は、ウィズコロナの下で緩やかな景気回復が続く一方、物価上昇や世界経済の減速懸念など、取り巻く環境は厳しさが増しています。こうした景気の下振れリスクに先手を打ち、我が国経済を民需主導の持続可能な成長軌道に乗せていくため、総合経済対策及び令和四年度第二次補正予算について、進捗管理を徹底し、迅速かつ着実に実行するとともに、引き続き、経済状況等を注視し、ちゅうちょなく機動的なマクロ経済運営を行ってまいります。
経済あっての財政であり、経済を立て直し、そして財政健全化に取り組みます。
新しい資本主義の実現に向けた取組を加速します。
我が国経済の再生の鍵を握るのは構造的な賃上げの実現です。人への投資パッケージを五年間で一兆円に拡充し、取組を抜本強化するとともに、労働移動円滑化のための指針を本年六月までに取りまとめます。
人への投資の抜本強化に加え、科学技術・イノベーション、スタートアップ、GX、DXといった成長分野への投資を大胆に拡大することにより、新たな経済構造への変革を進めてまいります。
スタートアップについては、育成五か年計画を早急に実行に移し、人材、資金供給、オープンイノベーションを三本柱とする取組を一体として強力に推進します。
フリーランスの取引適正化のための法整備にも取り組みます。
また、公益法人制度について、法人活動の自由度拡大とともに、ガバナンスや説明責任の充実を図る改革を進めます。
イノベーションや人への投資を進め、生産性や付加価値を向上させるとともに、適切な価格づけを通じてマークアップ率を高め、物価上昇に負けない賃上げやコスト上昇の転嫁のできる適切な支払いをしっかり確保していく。このような連続的に拡大が続く成長と分配の好循環を、皆さんとともに築き上げてまいります。
CPTPP等を通じた経済連携の強化において、主導的な役割を果たすとともに、国内においては、関連政策大綱に基づく施策を着実に実施します。また、英国の加入手続がよい先例となるように取り組み、その他の加入要請提出エコノミーが協定の高いレベルを満たす用意ができているか、引き続き見極めてまいります。
また、我が国の成長力の強化や地域の活性化に向けて、海外からの人材、資金の呼び込みに取り組みます。
全世代型社会保障の構築に向けては、昨年末に取りまとめた報告書に基づき、子供、子育て支援の充実、働き方に中立的な社会保障制度等の構築、医療・介護制度の改革、地域共生社会の実現等について、時間軸と地域軸を持ち、全世代で支え合い、人口減少、超高齢社会の課題を克服するための取組を着実に進めます。
さらに、就職氷河期世代支援などの取組を進めます。
新型コロナウイルス感染症については、先般の政府対策本部決定に沿って、感染症法上の位置づけの変更に伴う政策、措置の見直しを進めます。また、内閣感染症危機管理統括庁の設置等のための法案を今国会に提出しました。次の感染症危機に的確に対応できるよう、政府の司令塔機能を強化してまいります。
日本学術会議は、国費で賄われる国の機関として独立して職務を行うことから、国民から理解され信頼される存在であり続けることが必要です。このため、活動や運営の透明化、ガバナンス機能の強化を図るとともに、広く社会と問題意識等を共有しつつ、時宜を得た質の高い科学的助言を行う機能等を強化すること等を内容とする日本学術会議法の一部を改正する法律案を今国会に提出します。
大西委員長を始め理事、委員各位の御理解と御協力をよろしくお願い申し上げます。