阿部知子の発言 (内閣委員会)
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○阿部(知)委員 これも専門家会議で、厚生労働省のアドバイザリーボードで出しているんですね。献血のときの血液で見ると、自然免疫の獲得率というのは、日本人は二六%くらいなんですよ。
だから、正直言うと、この法律の要件、「免疫を獲得したこと等により」と、「等」と入っているから、自然免疫の獲得率は低いけれどもと言うのであれば、私はここがリテラシーなんだと思うんです。
だって、繰り返し繰り返し感染、ワクチンを打っても感染しているのも事実です。その不安もあるわけです。果たして、ここに説明される「免疫を獲得したこと等により」としていいのかというと、専門家の出されたデータでは、免疫逃避も起こるし、私は非常にこれはきちんと指摘した専門家の文章だと思います。自然感染で獲得した免疫も減弱するし、変異株は免疫逃避の程度も高い。
だから、これからもいつでもリスクはあるんだけれども、今、例えば、全体的に経済状況とか行動制限のもたらすマイナス影響で、取りあえずは五類として、そして特措法の中での扱いを一回は外してみる、ここまで丁寧に言われないと、私は何度も言いますが、やはり国民との対話にならないと思います。
是非、これは厚生労働省のアドバイザリーボードが出している文章ですから、ここに政治の側と専門家の側のそご、別に専門家も反対しているわけではないのです。国民に正しく伝えてほしいと思って専門家もいろいろな助言をしているので、それを政治の側がきっちり受け止めないと、やはり私は問題が起きると思います。そして、政治の側がどう受け止めたかというところで、先ほどの公文書管理ということにも関わるんだと思います。
開けていただきますと、三ページ目、これは、実は二年前、二年近く前になります、二〇二一年の八月六日の東京新聞の記事ですが、「政策決定中枢 闇の中」と書かれてしまっております。これは、安倍総理から菅総理に引き継がれたいわゆる対策本部の対応の中で、政治がどんな意思決定をしたかが見えないと。安倍総理のときは、まだ対策本部がなかったときもあります。特に、マスクとか、あるいは子供の小学校の突然の休校、どうしてそうなるのと国民は不安に思ったと思います。
だからこそ、政策決定の見える化をしなければいけないわけですけれども、私は、今般のこの特措法から外すときの対策本部会議というものの議事録を見てみました。こういうのをしゃんしゃん議事録というんだと思いますが、大臣もそこに出られたと思います。一月二十七日の対策本部の会議です。まず厚労大臣がお話しされて、後藤大臣がお話しされて、異議なしで終わりです。これじゃ議事録でもないし、どうしてそう決定したかが分からない。
そして、もっと問題なことに、今日は添えませんでしたけれども、その議事録の中では、さっきの二類から五類への見直しが、即、特措法を外すということに書かれています。でも、違うんです。特措法を外すときの要件は、二十一条と四十四条二の三に、四十四条二に規定されています。法律がそんなふうにいいかげんに扱われるということも、私は本当に問題だと思います。どういうふうに意見があって、どういうふうに懸念があって、しかし決定していきましょう、これがプロセスなんです。
後藤大臣、このときの議事録を御覧になったことはありますか。