金子恵美の発言 (農林水産委員会)
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○金子(恵)委員 ありがとうございます。
今、御決意もいただいたというふうに思いますし、いい機会だということでありますけれども、しっかりと発信をしていただきたいというその一方で、もちろんEU等は新しい規制の中で、例えば合法性プラス持続可能性のデューデリジェンスということで、特に商品等にも扱う製品が森林破壊に由来していないということをしっかりと確認するような仕組みというものも言っているわけなんですね。
ですから、かなりどんどん他国では前進しているという状況の中で、まだまだ規制という考え方は入っていない私たちのこの法律でありますので、それが本当にどこまで実効性があるものとして動くのか、そこについては懸念が残っています。
国際的に協力体制をしていくということで、更なる前進をしていかなくてはいけないというふうに思いますし、今回、本当に、広島サミットの議長国ということでありますので、しっかりとイニシアチブを取っていただきたいということもお願いさせていただきたいというふうに思います。
そういう意味でも、いろいろな提案も私はどんどんしていっていいと思いますが、なかなか提案のしづらいところというのは、日本は、とにかく合法のものをできるだけ利用促進する、そのことによって違法なものはなくなっていく、そういう考え方ではあるけれども、世界を見ますと、やはりしっかりと規制をしているところも多いということで、ますますそれが大きく前進しているということを考えますと、今回本当にリーダーシップを取れるのかというところで、まだまだ私は、繰り返し申し上げますけれども、懸念は残ります。是非頑張っていただきたいと思います。
そういったところで、現行法の第六条に基づく合法性の確認については、「木材等が我が国又は原産国の法令に適合して伐採されていることの確認」が行われることとされてきました。これは本当にホワイト木材、白、合法であることの確認ということなんですが、今回の改正案の六条では、合法性の確認は、「木材等が違法伐採に係る木材等に該当しない蓋然性が高いかどうかについての確認」というふうになっています。この文言上の変更ということで、グレーが含まれるものが最終的に合法木材に入ってくるのではないか、そういう問題点、課題が出てきている。つまりは、合法性の確認が緩くなっていくのではないかということです。このことについてのお考えをお聞かせいただきたいというふうに思います。
先ほどから、違法なものはなくしていく、合法性が確認できる木材というものを十割にしていくというような大きな目標というものも持っているけれども、その中身について、もしかするとグレーのものが混じっている、それで全て確認できましたよということになってしまったらこれは本末転倒の話でありまして、やはりグレーが残っているじゃないかということになるというふうに思うんですね。これでは本当に今回も、申し上げましたけれども、サミットの前のこの時期にこの程度の改正なのかと言われてしまっては極めて大きな問題ですので、是非この辺について所見を伺いたいと思います。