武部新の発言 (農林水産委員会)

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○武部委員 ありがとうございます。
 もちろん、ロシアによるウクライナの侵攻によって、食料の安全保障といいますか、食料の安定供給についてのリスクが高まった、国民の関心も高まっているというのもあると思いますが、やはり農業、農村地域で人口が急減しているということと、世界的にやはりカーボンニュートラルに対応をした食料、農業、産業、そういった政策を再構築しなければならないので基本法をしっかりと見直していくということなんだろうと思います。
 この社会情勢と今後の見通しというのは、農業部門だけじゃなくて、我が国の社会全体の課題でもあるんだろうと思います。それゆえに、岸田総理が新しい資本主義を掲げて政策を投入していると思います。
 農業でいえば、例えば、現行法では価格形成は市場に委ねるということにしました。しかし、必ずしも、期待したとおりに、農産物の市場動向だけでは農業者の皆様方は農業経営を変更しているということは言えない状況にあるんだろうと思います。
 加えて、日本は、長期のデフレで安さにのみ消費者の関心があって、なかなかその価値がちゃんと評価されて価格が形成されるということがしづらい、価格に転嫁できない、再生産可能な価格になっていない、そういう問題もあるんだろうというふうに思います。
 経済を最優先にさせてきた影響が、気候変動という問題も出てきていますし、地球温暖化という地球規模の大きな課題にも直面しています。
 そこで、市場や競争に任せる新自由主義というのが経済成長の原動力だということは間違いないと思いますが、一方で、今も申し上げたとおり、気候変動の問題が出てきた。それから、過度に海外に依存しているがゆえに、食料安全保障の問題もそうですけれども、経済安全保障のリスクも増大して弊害も出ているというのも、これは間違いないことなんだろうと思います。
 そこで、岸田総理が掲げる新しい資本主義をどのように基本法の中に取り込んでいき、農業、食品産業の持続的な発展を図っていくか、お考えを伺いたいと思います。

発言情報

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発言者: 武部新

speaker_id: 20754

日付: 2023-06-14

院: 衆議院

会議名: 農林水産委員会