足立康史の発言 (農林水産委員会)

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○足立委員 日本維新の会の足立康史でございます。
 これまでも基本法については何度か御質問してまいりましたが、今日はもう大臣とですね。
 私は、これまでの委員会質疑では、これはもう大臣のお手を煩わす必要はないんじゃないかということについては、大臣にお休みをいただいて、局長の皆様と討論をしてまいりましたが、今日は、事務方から、できればもうちょっと副大臣や政務官にもと言われましたが、今日は勝負デーということで、全部大臣と……(野村国務大臣「いや、おりますから」と呼ぶ)いやいや、大臣とお話をさせていただきたい、こう思います。もちろん細かいことは事務方で結構でありますが。
 それで、基本法ですから、本当にこれは農業政策の根本であります。
 大臣、ちょっと通告外なんですが、一つちょっと気になっていることがありまして、やはり岸田内閣というのは、本当に、安倍内閣、菅内閣から比べて、新しい資本主義とおっしゃっていることもあって、大分雰囲気が変わってきています。農業政策についても、安倍政権、菅政権でやってこられた農業政策が、岸田内閣そして野村大臣になって大きく変わっているように思います。
 大臣が着任されたときに、いろいろ私も耳に、農水省の職員の皆様が歓迎されている、大臣の着任を、そういうのをちょっと仄聞しました。やはりそれは、安倍さん、菅さんのときの農業改革が、農政改革が激し過ぎてちょっとしんどかった、ついては、野村大臣になって変わるということを歓迎しているのかなと私は勝手に思っていたわけでありますが、ちょっと話を基本法に寄せると、まさに安倍政権でやってこられた、当時局長とか次官として安倍政権の農業改革、農政改革を支えられた奥原正明さん、当時の事務次官、局長から事務次官をなされて、まさに奥原さんが安倍政権の農政改革、農業改革を支えてこられたわけです。
 その奥原さんが、「農林水産法研究」という、何か分からないけれども、研究書があって、それの二〇二三年四月付で、「基本法の見直しを憂慮する」というのを出されているんです。
 大臣、これを見られたことがなければ、それこそ局長でもいいんですけれども、奥原さんは何と書いているかというと、いや、いいですよ、別にこの文書を御存じなくても。聞いていますよね、奥原さんの活動は。奥原さんはこう書いているんですよ。驚きますよね。
 今回の大臣が取り組まれている基本法の改正については、こう書いております。的確な問題意識を欠いた、要は、的確な問題意識を欠いているんだと。安易で拙速な基本法見直しが、逆に今の基本法の生産性向上を目指した政策方針を否定するようなものになることを深く憂慮すると。
 いや、すごいですよ。元次官ですよ。すごいなあと思って。
 それから、更に言うと、何か凍りついていますね、大丈夫ですか。(発言する者あり)大丈夫。あと、こういうことも書いていますね。
 ウクライナ侵攻後の状況は、現行基本法、今の基本法に基づく政策を更に加速的に推進する、加速的な推進を求めるものではあっても、基本法の政策方針の見直しを必要とするようなものではないんだと。
 要は、今の基本法を変えるべきではなくて、今の基本法の精神を早く個別法でちゃんとやってくれと彼は言っているわけです。
 制定から二十年経過したからという理由で基本法の見直しを提起すること自体が問題であり、元次官ですよ、歴史認識を欠いた迷走した議論の結果、大臣のやっている仕事を歴史認識を欠いた迷走した議論の結果なんだと言っているわけです。
 私が言っているんじゃないですから。私は大臣派ですから。私は野村大臣派ですから。奥原さんが言っているんですよ。
 農業の生産性の向上により食料の安定供給を目指す現行基本法の考え方が後退することを深く憂慮している。
 ちょっと感想をお願いします。

発言情報

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発言者: 足立康史

speaker_id: 733

日付: 2023-06-14

院: 衆議院

会議名: 農林水産委員会