足立康史の発言 (農林水産委員会)
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○足立委員 奥原さんは、その文書の中でこうおっしゃっています。
要は、今の基本法を作るのは、すごい、六年かかってやったんだと。そして、見直し、要は、一番最初の基本法から今の基本法、二つ目の基本法ですね、現在の基本法に変える、その着手をしたのは一九九三年、まさにガット・ウルグアイ・ラウンド農業交渉が決着して、そしてまた、大凶作が重なった大変なときに議論が始まった。そして、六年かけて一九九九年に新しい基本法ができた。ところが、その基本法を実際にやるのは個別の法律を作らなあかん、その個別の法律を作るのは、それはそれで大変だったんだと。一九九九年に新しい基本法ができたが、その方向に沿った農地法が抜本改正されたのはずっと後で二〇〇九年なんだ、農地バンク法は二〇一三年、そして、農協改革に至っては二〇一五年。その後、多分、奥原さんが主導して、翌年の二〇一六年には農業競争力強化プログラムを作って云々ということが書いてあるわけです。
まさに始まったばかりじゃないか、始まったばかりであるにもかかわらず戻るんかいと。いやいや、僕は野村派ですよ。僕は野村派ですけれども、奥原さんはそう言っている。
私は一理あると思うので、今日はその点について質問をさせていただきたいと思うわけであります。
今日議論になっている食料安全保障。食料安全保障って何だというと、私はもう再三ここでも申し上げましたが、これは経済安全保障の一環だと思います。食料だから別だなんということはあり得ません。だからこそ、今日もどなたかおっしゃっていましたが、私はずっとここで言っているのは、経済安全保障なんだからアメリカやカナダや豪州からの輸入を心配するなと言っているんです。そんなことを言ったら半導体はどうするんですか。だから、一国主義ではなくて、友好国、同盟国としっかりとした体制をつくる。
申し上げたいことは、食料安全保障といっても経済安全保障と同じ文脈でアプローチすべきなのであるから、開放経済下にあって、国民の生活、食料を守るためには、それは何か内向きではなくて、やはりそれは、しっかりと生産性を上げることと輸出を拡大することだ、これをしておくことがいかに食料安全保障にプラスかということを彼は強く訴えていて、だから今のままでいいんだと。今のままというのは、一九九九年、今の基本法に基づいた生産性向上と輸出競争力の向上が大事なんだと言っている。
ああ、なるほどな、僕は野村派だけれども一理あるな、こう思うわけであります。
ところが、今日るるあったように、大臣が今何をされているかといったら、需要に応じた生産ですよ。米とか乳製品とか、輸出したらいいんだけれども、なぜか知らないけれども、アメリカとかドイツが急速に、オランダとか、輸出を伸ばしているのに、日本だけこんな、日本が低迷しているのは所得だけじゃないんです。可処分所得だけじゃないんです、日本が低迷しているのは。輸出が低迷しているんです、農業の。
だから、彼は、輸出をせなあかんのに何を生産抑制しているんだといって大批判をされているわけですよ。一理あります。これにどう反論しますか。