梅谷守の発言 (文部科学委員会)

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○梅谷委員 是非、確保、取り組んでいただきたいと思います。
 ちょっとここで新潟の説明なんですけれども、状況、構図なんですが、新潟県の面積は、今年の一月一日付で一万二千五百八十三・九六平方キロメートル。一方で、北陸三県、富山、石川、福井の面積を合わせると一万二千六百二十四・三五平方キロメートルと、ほぼ同じなんですね。そして、人口では、北陸三県は今年の三月一日付で二百八十七万四千九十四人。一方で、新潟県、これは大分減っちゃったんですが、二百十四万一千八百四十六人。新潟県民歌というのがあるんですけれども、ここには二百五十万人という表記もあるぐらいなんですが、いずれにしても、人口面でも、北陸三県と新潟県というのはそこまで大きな開きがないと私は受け止めています。
 にもかかわらず、この北陸三県には、金沢に二つありますけれども、医学部が四つあるんですよ。新潟には一つしか医学部がないんです。これはもう、現在、大学等設置基準によって、原則新たな医学部設置はできませんというふうになっております。
 また、文科省令で、新潟大学医学部の定員が百四十名で決まっています。そして、現在はこの上限百四十名になっています。
 資料を御覧ください、この資料。この一番右の下、不足医師数の、新潟県が圧倒的に、これは二〇三六年時点ではこれぐらい不足しますよという話なんですね。マイナス千五百三十四人。これを単年度に、一年分で検討していきますと、一年当たりの数字にしますと二百九人なんですね、不足数が、新潟は。必要医師数は二百九人なんだけれども、百四十人が上限、定員という構造的な問題を抱えていることを、どうか大臣から御理解をいただきたいと思います。
 そして、平成三十年の閣議決定、これはもう大臣も重々御存じだと思いますが、医師の需給推計に基づいて、これからの見通しに基づいて、将来的な医学部定員の減員、減らそうという方向に向けて、医師養成数の方針を検討するとしているんです。
 そして、昨年末の十二月の二十八日に取りまとめられた第八次医療計画等に関する検討会中間取りまとめでは、地域枠の設定等の具体的な内容として、こうあるんですね。「都道府県は、地域枠に加え、柔軟に運用できる地元出身者枠の恒久定員内への設置について、積極的に大学と調整を行うこととする。」何だかよく分かりませんが。これは、とどのつまり、新潟県でいった場合に、上限百四十人のうち、恒久定員百名に、上に乗っかっている地域枠四十名を押し込んでいくという、めり込ませるという言葉で言うんですけれども、どうやら現場では。めり込ませることを意味するんですね。めり込ませるから、総数が百四十から減っちゃうんですよ。
 そこで、大臣に是非、これはお願い、ここの場で言うのもあれですが、本当に危機的な状況なので是非真剣に御検討いただきたいんですが、お願いしたいんですが、新潟県は、今申し上げたとおり、構造的な不利な条件にあることや、将来的な必要医師数が全国最多であることを是非考慮していただいて、検討会の最終取りまとめに向けて、全国一律に地域枠を大学の定員の中にめり込ませて定員を減らすべきでないでしょう、全国一律はやめた方がいいということを関係各所に声を上げていただきたい。
 すなわち、新潟県の場合、そもそも二百九必要なのに百四十でも足りない新潟県は減らすべきでない、どうしても将来的には減らさなければならないとしても、全国一律でなくて、医師不足数が少ない地域からそれを行っていくべきと進言していただきたいんです、関係各所に。これを是非お願いしたいんですが、いかがでしょうか。

発言情報

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発言者: 梅谷守

speaker_id: 6456

日付: 2023-04-19

院: 衆議院

会議名: 文部科学委員会