SHELLYの発言 (法務委員会)
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○SHELLY参考人 完全に個人的な感覚にはなってしまうんですけれども、実は、数年前にパートナーとの会話から感じた男女差をちょっとお話しさせていただいていいですか。
夜二人で歩いているときに、こういうところを何か音楽を聞きながら一人で歩くと気持ちいいよねなんて話をしたときに、私が、いや、女子がそんなことするわけないじゃんと言ったときに、えっ、何でと彼がなったんです。そこからいろいろ会話を進める中で、女性の中では当たり前にされている会話というのは男性の耳に意外と届いていないんだなというのをこの年齢になって初めて知ったんですけれども。
例えば、夜道を歩くときに、電話をしているふりをしたことが、多分、女性はみんな、何となくしたことがある。あと、耳にイヤホンみたいなものを入れて一人で歩くということは、基本、絶対しない。何かここは茂みがあるから、何かされたときに誰にも見られないから、あっち側の見通しのいい側に渡っておこうとか、何かこの鍵、指に挟んだら武器になるかもみたいな、こういうことは本当に女性の中ではもうあるあるなんですよね。
小さいときから、気をつけなさい、気をつけなさい、そんな服を着ていたらみたいなことを言われ続けて育っているこっちの人種と、そういうことを言われていない人種とだと、やはり恐怖感みたいなものが全然違うんですけれども。
それと同時に、男性となぜそういう会話をしないかといったときに、やはりまず、法律でこういうことが犯罪と認められていないというところで、言っても仕方がないという諦めが本当に日本の場合は大きいと思うんですね。なので、言っても、まあ、それは気のせいだよ、気にし過ぎだよ、男がみんなそういう性犯罪者と思うなよみたいなことを言われた経験から、この人に言っても多分伝わらないから言うのはやめようという多くの女性たちの感覚だと思うんですね。
なので、そんなことをずっと抱えながら生きた人が本当に犯罪に遭ったときに、えっ、そんなと思うんじゃなくて、やっぱりと思うと思うんですよ。やっぱりこういうことがあるのか、じゃ、これを誰かに言おう、でも疑われるかも、どうしようと思って、そのままのみ込んで、さっきのコメントにもありましたけれども、何もなかったように、誰にも言わずにそのまま生きていくという人が本当に多いと思うんです。
法律が変わることによって、海外でのミー・トゥー運動と同じように、あっ、こんなにいるんだ、そして、その声がみんな届いて、みんなに聞かれている、みんなが聞いてくれている、疑わずに、そうかそうかと、言うことを聞いて受け入れてくれているという社会の動きがあれば、本当に、今まで痴漢なんてあるあるだよねといって諦めていた人たちが、声を上げて、こんなのは許さないというふうにもっと言いやすくなると思うので、ごめんなさい、数では全然ないですけれども、女性はみんな何かしら、自分自身も経験していたり、友達の話を聞いていたりするので、そんなことは今まで一回も聞いたことがないという女性は少なくとも一人も私の周りにはいませんでした。