SHELLYの発言 (法務委員会)
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○SHELLY参考人 御質問ありがとうございます。
まず、日本の性教育の在り方ですけれども、日本の性教育はありません。皆さんも受けられたと思うんですけれども、私の時代はまだ生理の話は男女別々で、女の子は生理の話、男の子はサッカーをしてこいみたいなことだったんですけれども、そういうところから実は始まっているんですよね、私たちのジェンダーバイアス。生理は女性の問題。生理用品というのは、汚物入れと書かれていたりするんですよね、トイレに。トイレットペーパーの話はできるけれども、生理用品を例えばコンビニで買うと、何か袋で隠されて、ほら、早く持って帰りなさいみたいな。
何か、こういうところから、女性であることに対して誇りを持つ、生理があって子供が産めるこの体ってすばらしいみたいな教育がまずされていないというところと、あと、セックスに関して、体に関しての話がやはりすごくタブー視されがち。
そうなってくると、当然なんですけれども、メディアで性犯罪、性被害の話はすごくしづらいですよね。やはり、何となくもやもやして気持ち悪い、答えが出ない、そして救われない話が本当に多いので、そうなると、日本の、臭い物には蓋を文化で、じゃ、今回は取り上げるのをやめておこうか。今回の法案もまさにそうだと思います。テレビで大きく取り上げられることはなかなかないのは、そこだと思うんですよね。
この話を取り上げるには、やはり蓋をした部分をしっかり開いて、臭いにおいをしっかり嗅いで、こういうことがあるということを、今日の皆さんも本当に初めて知ったというふうにおっしゃっている方もいらっしゃいましたけれども、こういう会話をどんどんしていくことがすごく大事であって、こういう会話を海外ではされているんだなというのを、私はいろいろリサーチする中で本当に感じることが多いです。先ほどからお伝えしているように、いろいろな数字が出てくる。確率論ですとか統計みたいなものが本当にたくさんあるので、比べやすい、そして、そこに被害があるという実態がすごく目に見えて分かりやすい。
日本は何となく、すごく安全で、性犯罪とかは海外に比べると少ないよねというふうに思われている方、特に、ごめんなさい、また男性の方に多いと思うんですけれども、これはやはり、女性のいろいろな抑圧ですとか、そういう、被害に遭った人たちがそれを言えない空気。ミー・トゥーが世界的に広がったときも、日本だけは全くミー・トゥーが広がらなかった。これは実はBBCでも取材を受けているんですけれども、なぜ日本でミー・トゥーが広がらないか。まだまだ、ツイッター上で匿名でも、ミー・トゥーということが言えない空気が日本にはあるんですよね。
こういう空気を払拭するためには、まずはやはり大人たち、政治家たち、先生たち、警察官たち、人に何かしら影響を与える人たちが、包括的な性教育を理解して、性的同意を理解して、そして、ジェンダーかかわらず、全員平等と、そしてリスペクトというものを進めていかないと、性教育というと、やはりどうしてもセックスとか体の話というふうに思われることが多いんですけれども、全部根底でつながっていると思うので、文化を変えるためには、まずはやはり大人たちがもっともっと、これはいけないということを話をすること、こういう会話がされること、そういうことが起きていくと、どんどんテレビでもメディアでも取り上げられやすくなると思いますし、皆さんもおうちにこういう会話を持って帰って、家庭の中でもこういう話をしやすくなるのかなと思います。
ちょっとお答えになっていたか分からないんですけれども、正直、ちょっと、スタートラインにもまだ立てていないという私の個人的な感覚です。