青柳仁士の発言 (予算委員会)

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○青柳(仁)委員 当たり前ですので分かっております。そういうことを聞いているのではなくて、今回必要な予算というのは、積み上げたら四兆円になりました、それは分かりました。ただ、これは堂々巡りなのでもう聞きませんが、三兆円であったならば、財源は増税でなくても確保できるわけです。できるわけですよね。これは絵を見れば分かるわけです、誰でも。
 つまり、何が言いたいかというと、政府・与党の説明というのは常に、防衛費の増額は必要です、なぜなら、ウクライナ危機を見ても分かるとおり、我々のこの日本を取り巻く安全保障環境は非常に厳しいものがある、これを強化する必要があると。だから、防衛費の増額には、昨年末の国会でも七割の国民の方が賛成をしておりました。これは、だから、自分たちの身を守るため、大事な予算だから、国民も負担を負うのは仕方がないですよねというような説明の仕方なんです。
 ところが、もしその額が三兆円だったら、増税は要らないわけです。つまり、増税が絶対に必要ではないんです。この予算額が四兆円だから必要なわけであって、防衛費の増額をすることと増税をすることというのはイコールじゃないんです。まず、このことをちょっとはっきりさせたいと思います。
 その上で申し上げたいんですけれども、今、家計でも、エネルギーの価格、電気代、上がっていますよね。絶対に必要な経費が上がったときに、普通はどう考えるか。これは、家計だったら予算を切り詰めるんです、節約するんです。節約して、何か無駄遣いはないかな、その上で、出せる予算を考えていくということが普通の考え方です。財源というのは、節約をして捻出すべきなんです。新しい財源を考えるときに、国民の負担を考えるのは最後でなければいけないんです。
 こういった中で私が思いますのは、三兆円だったらと言いましたけれども、逆に言うと、これでいうと、この黄色の部分と、まあ黄色の部分は何だかかき集めますという話ですから、節約というのはこの青い部分です、水色の部分のことを言っているんですが、決算剰余金の活用と歳出改革、すなわち、この節約の部分がもっとぐっと上に上がってきたら増税は必要なくなる、こういうことですよね。
 ですから、その際に、ではどういう財源があるかということを考えてみたんです。
 例えば、昨年、会計検査院がコロナ対策費で一体年間幾ら使っているのかということを試算をしまして、そして発表をしております。これは公開されている資料です。コロナ対策費は、令和二年度と三年度だけで百十三兆円計上されています。ちなみに、百十三兆円という予算がどれぐらい大きいかというと、今年の令和五年度一般会計歳出は過去最高ですが、百十四兆円です。およそ一般会計と同じぐらいの金額が二年間で使われている。すなわち、予算の半分ぐらいの金額になっている。
 そして、先日、岸田総理は、五月八日以降、新型コロナを二類相当から五類に変えると言いました。これは五類に変わると何になるかといいますと、緊急事態宣言等の行動制限ができなくなります。したがいまして、経済は通常に戻りまして、今まで給付していたお金や補助金等々が不要になるわけです。こういった予算が百十三兆円あるわけなんですね。これは、年間にすると大体五十兆、五十五兆から五十六兆ぐらいですね。今、国民の皆さんに負担を求めているのは一兆円です、年間。五十分の一です。これは、何で出ないんですか。
 これは財務省にお伺いしたいんですけれども、このコロナ対策費、令和二年と三年で百十三兆円積んでいます。この三年間で非常に多くのお金が積まれていますが、これは、今後の行動制限等がなくなって、五月八日以降、五類になって経済が通常化してくれば、基本的には要らなくなってくる予算である、こういう理解、あるいは大幅に減少してくる予算であるという認識でおりますが、この認識で正しいでしょうか。

発言情報

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発言者: 青柳仁士

speaker_id: 9336

日付: 2023-01-31

院: 衆議院

会議名: 予算委員会