青柳仁士の発言 (予算委員会)

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○青柳(仁)委員 一兆円以上余っているわけですよ。今、国民の皆さんに求めようとしている増税は一兆円ですよ。これだけでも同額が出てきているわけです。
 ちなみに、今、差っ引いてお答えいただきましたけれども、不用額と一般に言われる、歳出における不用額、これを決算書から引っ張ってまいりました。令和三年度が六・三兆円、令和二年度が三・九兆円、令和元年度から平成二十五年度あたりは大体一・四兆円から一・八兆円まで、安定的に推移しております。ここに安定財源があるじゃないですか。使っていない予算があるじゃないですか、一兆円以上、ここに。こういうものをしっかり繰り入れることを考えずに、安定財源だから増税をしなければならないと。
 冒頭申し上げました。どうしても必要な予算ができた場合というのは、家計で考えたら、普通は節約するんです。今出している予算を節約して何とかならないかというのを、血眼になって無駄を探すのが普通なんです。まず、それを全力でやっていただけませんか。
 ほかにもあります。不用額も、これは一例なんです。
 例えば、先ほど立憲民主党の城井議員が御指摘されていましたね。補正予算で積んだ基金、八・九兆円あります。岡田大臣から要領を得ない答弁が返ってきましたけれども、十六個、今、五十個の基金のうち十六に交付済みである、こういう御答弁でした。ということは、三十四は未交付ですね。未交付、していないということは、一円も使われていないということですね。当たり前ですよね、交付していないんだから。
 こういう予算というのは、一体何なんですか。補正予算として緊急に必要だったんですよね。財政法上、緊急で必要なもの以外は積めないはずですから、補正予算は。それが今年使われていない。いっぱいあるじゃないですか、八・九兆円。先ほど、幾ら使ったのかというのはお答えになりませんでしたけれども、恐らく、この交付済みの十六団体もほとんど使われていないんじゃないですか。これは、私は個別に省庁に後で確認してみたいと思います。
 それから、ほかにもあります。
 例えば、岸田政権は新しい資本主義を中心とした成長戦略というのを示しています。ここに、補正予算等、毎年毎年大量の税金を投入し続けているわけですけれども、これだけ投入しているんだから、中長期的な経済成長を起こしていかなきゃ駄目じゃないですか。当たり前ですよね。
 これは以前、財務省と議論して、今日は聞きませんけれども、したときに、経済成長をすれば税収は上がるんです、税率を上げなくても。当たり前ですよね、母数が大きくなるんですから。だから、経済成長を安定的に起こしていけば安定財源になるじゃないかと言ったら、経済は上がったり下がったりするからと言うんですね、余り安定しないと。
 安定的に成長していないのは日本だけなんです。世界は安定的に成長しているんです。見てください、これを。三十年間で、一九九三年からのおよそ三十年間で日本の経済規模は一・一倍にしかなっていませんけれども、この間にフランス、ドイツ、イタリアは倍になっています。カナダとアメリカは三・四倍、韓国は四・六倍、中国は二十八・七倍になっているんです。成長戦略がうまくいっているからです。
 これだけ大量の税金を使って、毎年毎年、成長戦略を自民党政権が打ち続けてきて、これしか成長していない。これは、単に政権運営がまずいんじゃないですか。だから、安定財源として経済成長を堂々と言えないんじゃないですか。
 今年は、コロナ禍から回復してきた需要がだんだんと出てきて、日銀の予測によると、景気が緩やかに回復してきていると言われています。去年もそうでした。その中で、令和四年度の補正予算での税収というのは、当初六十五兆円から六十八兆円ということで、三兆円増えています。経済成長が起きれば、この三兆円、更に増えていく、あるいは安定的に財源となっていくんじゃないんですか。
 今、国民に求めようとしているのは一兆円ですよ。三兆円あれば足りますよね。いろいろな例を申し上げましたけれども、一つ一つ取っても、増税の必要なんてないじゃないですか。
 昨日の萩生田議員への答弁の中で、総理は、今この一兆円の増税というのは目安である、それ以外の財源を全力で積み上げていくというような御答弁をされていました。積み上がって四兆円を超えたら増税というのは必要なくなる、こういう認識でよろしいですか。

発言情報

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発言者: 青柳仁士

speaker_id: 9336

日付: 2023-01-31

院: 衆議院

会議名: 予算委員会