八木哲也の発言 (予算委員会)
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○八木委員 ありがとうございました。
そこの中で、私は自動車産業に携わってまいりました。今後のモビリティーの在り方等につきましてGXの観点から質問をしたい、こういうふうに思っております。自動車産業のモビリティー、電動化の方向性とインフラ整備についてであります。
その前に、一月二十七日、突然、トヨタ自動車の豊田社長が引退の記者会見をいたしました。私もびっくりしました。何でこの厳しい時期に社長の座を次に渡すんだろう。いろいろ考えてみました。そして、いろいろな情報を私自身取らせていただいて、いろいろ解析すると、やはりこれは大英断だったと私は思います。
豊田社長は、かつて、自動車産業は百年に一度の危機ということを、もう数年前から言われておりました。自動車が登場してから約百年になります。ガソリンエンジンから百年たち、カーボンニュートラル、地球温暖化の大きな問題がこの地球を席巻し始めているわけであります。このカーボンニュートラルの時代に入り、ガソリンエンジンに代わる駆動システムに移行せざるを得ない、こういうモビリティーに携わる企業として当然の責任であると思います。
しかし、その駆動システムをどのように変えていくのかということが大事でありまして、今、世界はEV化の戦略に押されているような気がしてならない。果たしてそれが私は正解なのかどうか、疑問を持っているところでありますし、まだまだ解析していかなければいけない部分があるのではないか、私はそう思います。世界に先駆けてHVを出した、PHVを出した、そしてFCVを出した。そして、それだけが全てを解決するわけではない、さらにEVが出てきたわけであります。
また、Eフュエルとか合成燃料とか、いろいろなモビリティーの方向性はあると思います。それぞれの可能性はまだあると思いますので、そのところをどういうふうに、経産省として高い視野から見てどういうふうにするのか、その辺が大事でありまして、確かに、企業はそれで成長していかなければいけませんので、いろいろな方法を模索はしていくと思います。しかし、それが時代に合っていなければならないわけであります。自動車産業に関わる五百五十万人の雇用も確保していかなければいけないということも常に頭に入れていく必要があるのではないでしょうか。自動車産業を取り巻く厳しい環境を乗り越えて更に成長し、日本経済を牽引していかなければならないと私は思っております。
そのための自動車産業の電動化の方向性と、そして、それをするには、車だけができればいい問題ではありません。そのためのインフラ整備、道路を含め、また、EVならば電気スタンドを造り、そしてFCVなら水素スタンドを造り、そういうインフラを整備していく、このことも非常に大事なことであります。
経産省として、その辺についてどのように考えていくのか、その辺のお答えをいただきたいと思います。