赤羽一嘉の発言 (予算委員会)
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○赤羽委員 公明党の赤羽一嘉でございます。
本日は、四名の意見陳述人の皆様方におかれましては、恐らく急な呼びかけにもかかわりませず、大変お忙しい中御出席を賜り、そして現場からの率直な御意見を開陳いただいておりますこと、まず心から感謝を申し上げたいと思います。
今日は、この地方公聴会、三年ぶりなんですが、まず、新潟で開催させていただいたというのは、私なりの受け止めとしては、やはり、地方創生、地方が頑張っていただかなければいけない、首都圏一極集中を是正することが非常に大事だということが、一つの大きな、背景にあるんだというふうに思っております。
私自身も、国土交通大臣の二年余り、そして今、公明党の観光立国推進会議の座長ということで全国の地方を回らさせていただいておりますが、どの地方に行っても共通することは、少子高齢化、人口減少化が進んでいて、やはり過疎化という傾向になっていく。その中で、大変厳しい状況の中で皆さん大変頑張っていらっしゃっていただいております。
他方で、新型コロナウイルス感染症という、三年にも及ぶ未曽有の感染症という大変厳しい制約があったわけでありますが、しかし、そのコロナ禍の影響で、実は、働き方が随分変わっております。毎日出社をしなくていいテレワークが相当まだ実施をされておる企業もありますし、リモート会議が随分やられている。その中で、住まい方も変化が出ている。
国土交通省は、毎月、東京都への流入人口と東京都からの流出人口というのはデータを取っておりますが、コロナ発生の年の五月から、基本的には逆転現象で、流出人口が超過をしているという現象がかなり続いておりました。
そうした中で、恐らく、私は、住まい方が変わり、仕事の仕方が変わる中で、国民の皆様の価値観が随分変わっていくのではないかと。今までは、高い家賃を払い、ローンを払いながら狭い都心のマンションに住んでいたという生活から、環境のいい広い住宅、また、自分の趣味も兼ねるようなことができる、いわゆる二地域居住ですとか地方移住。こういうことというのは非常にいい傾向だと思いますし、地方創生という観点からいうと、やはり、大変厳しい中でありますが、こうしたコロナ禍というのを変毒為薬するというか、起死回生のチャンスとして捉えていただくということは非常に大事なのではないか、こう思います。
私は、地方での会議でそうした現象の説明をして、例えば、軽井沢なんというのも大変人口が急増し、不動産も実は大変値上がりしているみたいなこと、事例を話すと、多くの人は、それは軽井沢は特別なところだから、こう言われるわけですが、いや、軽井沢だけじゃないと。
実は、十日町の話もよくさせていただきまして、十日町市というのは、大変な豪雪地帯でありますし、新幹線も通っていない。本当に大変厳しい状況の中でありますけれども、先ほどの御報告もありましたが、コロナ禍の年で百五十名以上の地方移住者を受け入れている、また、地域おこし協力隊のうちの七割の方が定住をしているというのは、私は、大変驚異的な数字だというふうにびっくりしているところでございます。
大地の芸術祭というのは、恐らくこれは日本の先駆けの国際芸術祭、世界にも通用する国際芸術祭で、私の知人も、全然、私が別に紹介したわけじゃないんですけれども、大地の芸術祭を見に行って、毎回毎回来ているというリピーター、大変多くなっている。十日町のファンになっている、その中で、定住したりとか二地域居住を選んでいる、こういった傾向なのではないかな、こう思います。
こうした大変厳しい条件の中で、こうした関係人口というか交流人口を増やし、定住者を増やしているその秘訣というのは関口市長に改めて確認をさせていただきたいと思いますし、加えて、移住者と地元の人たちのコミュニティーがうまくいっているのかなということも少し心配になっておりまして、そうしたことについて、ざっくばらんな話で結構でございますので、よろしくお願いしたいと思います。