予算委員会
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会
会議録情報#0
令和五年二月十三日(月曜日)
午後一時開議
出席委員
委員長 根本 匠君
理事 小林 鷹之君 理事 中山 展宏君
理事 古川 禎久君 理事 堀井 学君
理事 牧原 秀樹君 理事 大西 健介君
理事 後藤 祐一君 理事 青柳 仁士君
理事 赤羽 一嘉君
伊藤 達也君 石破 茂君
今村 雅弘君 岩屋 毅君
衛藤征士郎君 大岡 敏孝君
奥野 信亮君 亀岡 偉民君
熊田 裕通君 下村 博文君
鈴木 隼人君 田中 和徳君
辻 清人君 土屋 品子君
平沢 勝栄君 古屋 圭司君
牧島かれん君 三谷 英弘君
宮下 一郎君 八木 哲也君
山本 有二君 鷲尾英一郎君
荒井 優君 逢坂 誠二君
源馬謙太郎君 西村智奈美君
馬場 雄基君 藤岡 隆雄君
本庄 知史君 森山 浩行君
吉田はるみ君 米山 隆一君
渡辺 創君 阿部 司君
伊東 信久君 池畑浩太朗君
空本 誠喜君 掘井 健智君
佐藤 英道君 庄子 賢一君
中野 洋昌君 鰐淵 洋子君
斎藤アレックス君 田中 健君
宮本 徹君 緒方林太郎君
櫛渕 万里君
…………………………………
総務大臣 松本 剛明君
外務大臣 林 芳正君
財務大臣
国務大臣
(金融担当) 鈴木 俊一君
文部科学大臣 永岡 桂子君
厚生労働大臣 加藤 勝信君
農林水産大臣 野村 哲郎君
経済産業大臣 西村 康稔君
国土交通大臣 斉藤 鉄夫君
防衛大臣 浜田 靖一君
国務大臣
(内閣官房長官) 松野 博一君
国務大臣
(デジタル大臣) 河野 太郎君
国務大臣 小倉 將信君
国務大臣
(新型コロナ対策・健康危機管理担当) 後藤 茂之君
内閣官房副長官 木原 誠二君
財務副大臣 井上 貴博君
外務大臣政務官 秋本 真利君
政府参考人
(内閣官房内閣審議官) 黒田 秀郎君
政府参考人
(内閣官房内閣審議官) 溝口 洋君
政府参考人
(内閣官房内閣審議官) 室田 幸靖君
政府参考人
(内閣官房内閣審議官) 實國 慎一君
政府参考人
(総務省自治行政局長) 吉川 浩民君
政府参考人
(総務省自治行政局選挙部長) 森 源二君
政府参考人
(総務省自治税務局長) 池田 達雄君
政府参考人
(外務省大臣官房長) 志水 史雄君
政府参考人
(外務省大臣官房審議官) 實生 泰介君
政府参考人
(外務省大臣官房審議官) 竹谷 厚君
政府参考人
(外務省大臣官房参事官) 池上 正喜君
政府参考人
(財務省主計局長) 新川 浩嗣君
政府参考人
(スポーツ庁次長) 角田 喜彦君
政府参考人
(厚生労働省健康局長) 佐原 康之君
政府参考人
(厚生労働省医薬・生活衛生局長) 八神 敦雄君
政府参考人
(農林水産省輸出・国際局長) 水野 政義君
政府参考人
(農林水産省農産局長) 平形 雄策君
政府参考人
(農林水産省畜産局長) 渡邉 洋一君
政府参考人
(経済産業省大臣官房長) 藤木 俊光君
政府参考人
(中小企業庁事業環境部長) 小林 浩史君
政府参考人
(国土交通省水管理・国土保全局長) 岡村 次郎君
予算委員会専門員 齋藤 育子君
―――――――――――――
委員の異動
二月十日
辞任 補欠選任
伊東 良孝君 大岡 敏孝君
今村 雅弘君 細田 健一君
鰐淵 洋子君 吉田久美子君
宮本 徹君 笠井 亮君
同日
辞任 補欠選任
細田 健一君 今村 雅弘君
吉田久美子君 鰐淵 洋子君
笠井 亮君 宮本 徹君
同月十三日
辞任 補欠選任
吉田はるみ君 荒井 優君
渡辺 創君 米山 隆一君
阿部 司君 空本 誠喜君
池畑浩太朗君 伊東 信久君
庄子 賢一君 佐藤 英道君
斎藤アレックス君 田中 健君
同日
辞任 補欠選任
荒井 優君 馬場 雄基君
米山 隆一君 渡辺 創君
伊東 信久君 池畑浩太朗君
空本 誠喜君 阿部 司君
佐藤 英道君 庄子 賢一君
田中 健君 斎藤アレックス君
同日
辞任 補欠選任
馬場 雄基君 吉田はるみ君
―――――――――――――
本日の会議に付した案件
政府参考人出頭要求に関する件
令和五年度一般会計予算
令和五年度特別会計予算
令和五年度政府関係機関予算
派遣委員からの報告聴取
――――◇―――――
この発言だけを見る →午後一時開議
出席委員
委員長 根本 匠君
理事 小林 鷹之君 理事 中山 展宏君
理事 古川 禎久君 理事 堀井 学君
理事 牧原 秀樹君 理事 大西 健介君
理事 後藤 祐一君 理事 青柳 仁士君
理事 赤羽 一嘉君
伊藤 達也君 石破 茂君
今村 雅弘君 岩屋 毅君
衛藤征士郎君 大岡 敏孝君
奥野 信亮君 亀岡 偉民君
熊田 裕通君 下村 博文君
鈴木 隼人君 田中 和徳君
辻 清人君 土屋 品子君
平沢 勝栄君 古屋 圭司君
牧島かれん君 三谷 英弘君
宮下 一郎君 八木 哲也君
山本 有二君 鷲尾英一郎君
荒井 優君 逢坂 誠二君
源馬謙太郎君 西村智奈美君
馬場 雄基君 藤岡 隆雄君
本庄 知史君 森山 浩行君
吉田はるみ君 米山 隆一君
渡辺 創君 阿部 司君
伊東 信久君 池畑浩太朗君
空本 誠喜君 掘井 健智君
佐藤 英道君 庄子 賢一君
中野 洋昌君 鰐淵 洋子君
斎藤アレックス君 田中 健君
宮本 徹君 緒方林太郎君
櫛渕 万里君
…………………………………
総務大臣 松本 剛明君
外務大臣 林 芳正君
財務大臣
国務大臣
(金融担当) 鈴木 俊一君
文部科学大臣 永岡 桂子君
厚生労働大臣 加藤 勝信君
農林水産大臣 野村 哲郎君
経済産業大臣 西村 康稔君
国土交通大臣 斉藤 鉄夫君
防衛大臣 浜田 靖一君
国務大臣
(内閣官房長官) 松野 博一君
国務大臣
(デジタル大臣) 河野 太郎君
国務大臣 小倉 將信君
国務大臣
(新型コロナ対策・健康危機管理担当) 後藤 茂之君
内閣官房副長官 木原 誠二君
財務副大臣 井上 貴博君
外務大臣政務官 秋本 真利君
政府参考人
(内閣官房内閣審議官) 黒田 秀郎君
政府参考人
(内閣官房内閣審議官) 溝口 洋君
政府参考人
(内閣官房内閣審議官) 室田 幸靖君
政府参考人
(内閣官房内閣審議官) 實國 慎一君
政府参考人
(総務省自治行政局長) 吉川 浩民君
政府参考人
(総務省自治行政局選挙部長) 森 源二君
政府参考人
(総務省自治税務局長) 池田 達雄君
政府参考人
(外務省大臣官房長) 志水 史雄君
政府参考人
(外務省大臣官房審議官) 實生 泰介君
政府参考人
(外務省大臣官房審議官) 竹谷 厚君
政府参考人
(外務省大臣官房参事官) 池上 正喜君
政府参考人
(財務省主計局長) 新川 浩嗣君
政府参考人
(スポーツ庁次長) 角田 喜彦君
政府参考人
(厚生労働省健康局長) 佐原 康之君
政府参考人
(厚生労働省医薬・生活衛生局長) 八神 敦雄君
政府参考人
(農林水産省輸出・国際局長) 水野 政義君
政府参考人
(農林水産省農産局長) 平形 雄策君
政府参考人
(農林水産省畜産局長) 渡邉 洋一君
政府参考人
(経済産業省大臣官房長) 藤木 俊光君
政府参考人
(中小企業庁事業環境部長) 小林 浩史君
政府参考人
(国土交通省水管理・国土保全局長) 岡村 次郎君
予算委員会専門員 齋藤 育子君
―――――――――――――
委員の異動
二月十日
辞任 補欠選任
伊東 良孝君 大岡 敏孝君
今村 雅弘君 細田 健一君
鰐淵 洋子君 吉田久美子君
宮本 徹君 笠井 亮君
同日
辞任 補欠選任
細田 健一君 今村 雅弘君
吉田久美子君 鰐淵 洋子君
笠井 亮君 宮本 徹君
同月十三日
辞任 補欠選任
吉田はるみ君 荒井 優君
渡辺 創君 米山 隆一君
阿部 司君 空本 誠喜君
池畑浩太朗君 伊東 信久君
庄子 賢一君 佐藤 英道君
斎藤アレックス君 田中 健君
同日
辞任 補欠選任
荒井 優君 馬場 雄基君
米山 隆一君 渡辺 創君
伊東 信久君 池畑浩太朗君
空本 誠喜君 阿部 司君
佐藤 英道君 庄子 賢一君
田中 健君 斎藤アレックス君
同日
辞任 補欠選任
馬場 雄基君 吉田はるみ君
―――――――――――――
本日の会議に付した案件
政府参考人出頭要求に関する件
令和五年度一般会計予算
令和五年度特別会計予算
令和五年度政府関係機関予算
派遣委員からの報告聴取
――――◇―――――
根
根本匠#1
○根本委員長 これより会議を開きます。
令和五年度一般会計予算、令和五年度特別会計予算、令和五年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、一般的質疑を行います。
この際、お諮りいたします。
三案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官黒田秀郎君、内閣官房内閣審議官溝口洋君、内閣官房内閣審議官室田幸靖君、内閣官房内閣審議官實國慎一君、総務省自治行政局長吉川浩民君、総務省自治行政局選挙部長森源二君、総務省自治税務局長池田達雄君、外務省大臣官房長志水史雄君、外務省大臣官房審議官實生泰介君、外務省大臣官房審議官竹谷厚君、外務省大臣官房参事官池上正喜君、財務省主計局長新川浩嗣君、スポーツ庁次長角田喜彦君、厚生労働省健康局長佐原康之君、厚生労働省医薬・生活衛生局長八神敦雄君、農林水産省輸出・国際局長水野政義君、農林水産省農産局長平形雄策君、農林水産省畜産局長渡邉洋一君、経済産業省大臣官房長藤木俊光君、中小企業庁事業環境部長小林浩史君、国土交通省水管理・国土保全局長岡村次郎君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →令和五年度一般会計予算、令和五年度特別会計予算、令和五年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、一般的質疑を行います。
この際、お諮りいたします。
三案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官黒田秀郎君、内閣官房内閣審議官溝口洋君、内閣官房内閣審議官室田幸靖君、内閣官房内閣審議官實國慎一君、総務省自治行政局長吉川浩民君、総務省自治行政局選挙部長森源二君、総務省自治税務局長池田達雄君、外務省大臣官房長志水史雄君、外務省大臣官房審議官實生泰介君、外務省大臣官房審議官竹谷厚君、外務省大臣官房参事官池上正喜君、財務省主計局長新川浩嗣君、スポーツ庁次長角田喜彦君、厚生労働省健康局長佐原康之君、厚生労働省医薬・生活衛生局長八神敦雄君、農林水産省輸出・国際局長水野政義君、農林水産省農産局長平形雄策君、農林水産省畜産局長渡邉洋一君、経済産業省大臣官房長藤木俊光君、中小企業庁事業環境部長小林浩史君、国土交通省水管理・国土保全局長岡村次郎君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
根
根
米
米山隆一#4
○米山委員 それでは、立憲民主党・無所属会派を代表して質問させていただきます。
まず、オリンピックについて伺います。
昨年秋、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会元理事の高橋氏が総額二億円にも上る賄賂を受け取ったとして、高橋氏のみならず、AOKIの青木氏、またKADOKAWAの角川氏らが贈収賄罪で逮捕されるという衝撃の事件がありました。
ところが、今度は、二月八日、さらに、組織委員会大会運営局元次長の森泰夫氏ほか、電通のスポーツ局長だった逸見氏、フジテレビ制作会社のフジクリエイティブコーポレーション専務の藤野氏、イベント会社セレスポ専務の鎌田氏らが独禁法違反、不当な取引制限の容疑で逮捕されるという衝撃の事件が起こりました。
極めて憂慮すべき事態だと思いますし、また、オリンピック担当相であった遠藤大臣、丸川大臣、鈴木大臣、櫻田大臣、橋本大臣、各大臣らの方々の責任も免れないものと思います。
永岡文科大臣、そして、今ほど名前を挙げさせていただきました、オリンピック担当大臣でもあり、またオリンピック全体の経費について責任を負っておられる鈴木財務大臣の受け止めを伺います。
この発言だけを見る →まず、オリンピックについて伺います。
昨年秋、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会元理事の高橋氏が総額二億円にも上る賄賂を受け取ったとして、高橋氏のみならず、AOKIの青木氏、またKADOKAWAの角川氏らが贈収賄罪で逮捕されるという衝撃の事件がありました。
ところが、今度は、二月八日、さらに、組織委員会大会運営局元次長の森泰夫氏ほか、電通のスポーツ局長だった逸見氏、フジテレビ制作会社のフジクリエイティブコーポレーション専務の藤野氏、イベント会社セレスポ専務の鎌田氏らが独禁法違反、不当な取引制限の容疑で逮捕されるという衝撃の事件が起こりました。
極めて憂慮すべき事態だと思いますし、また、オリンピック担当相であった遠藤大臣、丸川大臣、鈴木大臣、櫻田大臣、橋本大臣、各大臣らの方々の責任も免れないものと思います。
永岡文科大臣、そして、今ほど名前を挙げさせていただきました、オリンピック担当大臣でもあり、またオリンピック全体の経費について責任を負っておられる鈴木財務大臣の受け止めを伺います。
永
永岡桂子#5
○永岡国務大臣 お答え申し上げます。
個別事案の刑事手続の具体的内容につきましては、文部科学省として申し上げることは差し控えたいと思っております。
その上で、東京オリンピック・パラリンピック競技大会をめぐる一連の事案で仮に不正があったとすれば、誠に遺憾であると考えているところでございます。
今回の事案につきましては、現在、刑事手続中であり、また、東京都においても契約手続等に関する調査を行っているところと承知をしております。
文部科学省としては、それらの状況の推移を注視しながら、しっかりと適切な対応を図ってまいります。
この発言だけを見る →個別事案の刑事手続の具体的内容につきましては、文部科学省として申し上げることは差し控えたいと思っております。
その上で、東京オリンピック・パラリンピック競技大会をめぐる一連の事案で仮に不正があったとすれば、誠に遺憾であると考えているところでございます。
今回の事案につきましては、現在、刑事手続中であり、また、東京都においても契約手続等に関する調査を行っているところと承知をしております。
文部科学省としては、それらの状況の推移を注視しながら、しっかりと適切な対応を図ってまいります。
鈴
鈴木俊一#6
○鈴木国務大臣 東京オリンピック・パラリンピック競技大会担当大臣を一年七か月やりまして、そして、二〇二〇年東京大会の成功のために一生懸命努力したつもりでございますが、そういう私にとりましても、東京大会のテスト大会をめぐる入札について仮に不正があったとすれば、本当に遺憾であり、また残念に思っているところであります。
その上で、不正によって大会経費が膨張していたかどうかにつきましては、まさに今後捜査等によって明らかになるものだ、そのように考えているところであります。
いずれにいたしましても、オリンピック関係経費にかかわらず、限られた財源を有効に活用することは極めて重要でありまして、歳出の効率化に引き続き取り組んでまいりたいと思います。
この発言だけを見る →その上で、不正によって大会経費が膨張していたかどうかにつきましては、まさに今後捜査等によって明らかになるものだ、そのように考えているところであります。
いずれにいたしましても、オリンピック関係経費にかかわらず、限られた財源を有効に活用することは極めて重要でありまして、歳出の効率化に引き続き取り組んでまいりたいと思います。
米
米山隆一#7
○米山委員 今ほど財務大臣、経費の膨張につながったかどうかはこれからだというふうにおっしゃられたんですけれども、この問題、元々といいますか、そもそも多くの警鐘が鳴らされてきた問題だと思います。
まず、二〇一三年に作成された立候補ファイルでは七千三百四十億円だったはずなんですよね。ところが、この予算には建築工事の設計や撤去費用等、警備や輸送費等がほとんど計上されていない、ある種、意図的に小さくされたんじゃないかというようなことも言われるような予算であったわけなんですが、それが二〇一九年の十二月にいきなり倍増で、一兆三千五百億円と発表されました。ところが、さらに、二〇二二年六月、終わった後ということですけれども、公表されましたら、また増えていて、一兆四千二百三十八億円。さらに、まだこれで終わらなくて、十二月二十一日に会計検査院が検査したところ、更に二割増で、結局、最終的な総予算は一兆六千九百八十九億円で、うち国が四千六百六十八億円を負担すると。どんどんどんどん増えていくという、非常にずさんな経過をたどっております。
かつ、これが最後まで分からなかったんです、私たち、済みません、組織委員会が悪かっただけですとおっしゃられるのかもしれませんが、オリンピックが開催された年である二〇二一年の五月十二日の文部科学委員会で、我が党の斉木武志議員が組織委員会と民間企業との間の業務委託契約書を示して、委員会の方も、政府参考人の方も、これは本物です、本当にこの契約書は事実ですと認められました。この中において、何と、ディレクターの最高日当が三十五万円であると。しかもそれが、それは本当に忙しいときは、確かにこういうディレクターみたいな方というのは全経費を含むから、場合によってはなくはないのかもしれませんけれども、でも、どう考えてもそんな業務がないようなときに何日間も何日間も計上されている。
だから、このとき、これはちゃんと検証しなきゃいけないじゃないですかと国会で言ったにもかかわらず、組織委員会の副事務総長の布村参考人がひたすら正当だと言い募る、また、政府の方々も全くこれについて特段の検証をしないということをしたことが、結局、今回の事件につながったのだと思います。
ですので、それは、オリンピックは当面はないんだと思いますけれども、これからもいろいろな国際イベントがございます。是非、その再発を防止するために、今回のオリンピック経費がなぜここまで膨張したのか、また個別の契約が本当に正当だったのかをきちんと検証すべきだと思うんです。
それについて、常に、こういう質問をしますと、刑事手続中だから駄目ですと言うんですけれども、それは関係ないんですよね。別に、刑事手続は刑事手続で粛々とやっていただければいい、こちらの、政府のおかしいところは政府のおかしいところできちんと検証するというのは全然両立できることだと思うんです。
是非していただきたいと思うんですが、永岡文科大臣の御所見を伺います。
この発言だけを見る →まず、二〇一三年に作成された立候補ファイルでは七千三百四十億円だったはずなんですよね。ところが、この予算には建築工事の設計や撤去費用等、警備や輸送費等がほとんど計上されていない、ある種、意図的に小さくされたんじゃないかというようなことも言われるような予算であったわけなんですが、それが二〇一九年の十二月にいきなり倍増で、一兆三千五百億円と発表されました。ところが、さらに、二〇二二年六月、終わった後ということですけれども、公表されましたら、また増えていて、一兆四千二百三十八億円。さらに、まだこれで終わらなくて、十二月二十一日に会計検査院が検査したところ、更に二割増で、結局、最終的な総予算は一兆六千九百八十九億円で、うち国が四千六百六十八億円を負担すると。どんどんどんどん増えていくという、非常にずさんな経過をたどっております。
かつ、これが最後まで分からなかったんです、私たち、済みません、組織委員会が悪かっただけですとおっしゃられるのかもしれませんが、オリンピックが開催された年である二〇二一年の五月十二日の文部科学委員会で、我が党の斉木武志議員が組織委員会と民間企業との間の業務委託契約書を示して、委員会の方も、政府参考人の方も、これは本物です、本当にこの契約書は事実ですと認められました。この中において、何と、ディレクターの最高日当が三十五万円であると。しかもそれが、それは本当に忙しいときは、確かにこういうディレクターみたいな方というのは全経費を含むから、場合によってはなくはないのかもしれませんけれども、でも、どう考えてもそんな業務がないようなときに何日間も何日間も計上されている。
だから、このとき、これはちゃんと検証しなきゃいけないじゃないですかと国会で言ったにもかかわらず、組織委員会の副事務総長の布村参考人がひたすら正当だと言い募る、また、政府の方々も全くこれについて特段の検証をしないということをしたことが、結局、今回の事件につながったのだと思います。
ですので、それは、オリンピックは当面はないんだと思いますけれども、これからもいろいろな国際イベントがございます。是非、その再発を防止するために、今回のオリンピック経費がなぜここまで膨張したのか、また個別の契約が本当に正当だったのかをきちんと検証すべきだと思うんです。
それについて、常に、こういう質問をしますと、刑事手続中だから駄目ですと言うんですけれども、それは関係ないんですよね。別に、刑事手続は刑事手続で粛々とやっていただければいい、こちらの、政府のおかしいところは政府のおかしいところできちんと検証するというのは全然両立できることだと思うんです。
是非していただきたいと思うんですが、永岡文科大臣の御所見を伺います。
永
永岡桂子#8
○永岡国務大臣 オリンピック問題の再発防止策につきましての意見ということでございますが、スポーツ庁とJOCが中心となりまして、今後の大規模な国際競技大会等の運営の透明化、公正化を図るための指針案を策定するため、昨年十一月にプロジェクトチームを立ち上げました。その下に、専門的又は中立的立場の弁護士や公認会計士で構成される作業チームを設置をいたしまして、検討を進めてまいりました。
作業チームでは、組織委員会の元職員からのヒアリング、またパリ大会等の海外事例、さらには、東京都が実施をいたしました談合報道に関する調査の状況報告等も参考にいたしまして調査分析を行い、今月十日に指針案として公表をさせていただきました。
具体的には、組織委員会等が時限的な組織であるといったやはり特有の事情等を考慮いたしまして、今後、組織委員会等が適切な運営を行う上で遵守すべき原則、規範として、理事会ですとか、あとは情報公開の在り方などに関する十一の原則を規定をしております。
文部科学省といたしましては、引き続きまして今後の刑事手続等を注視してはまいりますけれども、この指針案につきましては、スポーツ界や経済界から広く意見を伺いまして、更に議論を深めて策定してまいりたいと考えているところです。
この発言だけを見る →作業チームでは、組織委員会の元職員からのヒアリング、またパリ大会等の海外事例、さらには、東京都が実施をいたしました談合報道に関する調査の状況報告等も参考にいたしまして調査分析を行い、今月十日に指針案として公表をさせていただきました。
具体的には、組織委員会等が時限的な組織であるといったやはり特有の事情等を考慮いたしまして、今後、組織委員会等が適切な運営を行う上で遵守すべき原則、規範として、理事会ですとか、あとは情報公開の在り方などに関する十一の原則を規定をしております。
文部科学省といたしましては、引き続きまして今後の刑事手続等を注視してはまいりますけれども、この指針案につきましては、スポーツ界や経済界から広く意見を伺いまして、更に議論を深めて策定してまいりたいと考えているところです。
米
米山隆一#9
○米山委員 今の御回答は、私の質問に答えていないんですね。
せっかくオリンピック委員会にヒアリングしました、専門家を交えてヒアリング、結構ですよ。でも、それを単に指針として出しているだけ。もう一切そのときの責任を問わずに、具体的には何があったかも言わずに、もう全部捨象した最後の、指針で示しました、だからもう再発しませんと、そういうことを繰り返したら、それは、だって、次の人も、次、私たちが何か談合したって、賄賂を受け取ったって責任追及されないんだ、ヒアリングされたら、またそれは伏せられて、次回また頑張ろうねと言ってくれるんだ、そう思いますでしょう。全然再発防止にならないんですよ。
ちゃんと、ヒアリングした内容を示して、どこがどう悪かったのか、誰がどう責任を取るのか、やってください、その意図は、意思はありますかと聞いているんですけれども、意思があるかないかをお答えください。イエスかノーかでお答えください。
この発言だけを見る →せっかくオリンピック委員会にヒアリングしました、専門家を交えてヒアリング、結構ですよ。でも、それを単に指針として出しているだけ。もう一切そのときの責任を問わずに、具体的には何があったかも言わずに、もう全部捨象した最後の、指針で示しました、だからもう再発しませんと、そういうことを繰り返したら、それは、だって、次の人も、次、私たちが何か談合したって、賄賂を受け取ったって責任追及されないんだ、ヒアリングされたら、またそれは伏せられて、次回また頑張ろうねと言ってくれるんだ、そう思いますでしょう。全然再発防止にならないんですよ。
ちゃんと、ヒアリングした内容を示して、どこがどう悪かったのか、誰がどう責任を取るのか、やってください、その意図は、意思はありますかと聞いているんですけれども、意思があるかないかをお答えください。イエスかノーかでお答えください。
永
米
米山隆一#11
○米山委員 これも相変わらず答えていないんですけれども。
それは、刑事手続で有罪ですといいますか、明らかに不正があります、それで明らかに膨張しています、それは返せというのは、それは当然ですよ。刑事手続を取られるのも当然です。
でも、組織としての問題があったというのは、そのほかにもあるわけですよ。それは刑事まではいかなくたっていろいろ問題がある、そういういろいろなものの積み重ねの上に刑事手続というのはあるんですから、ちゃんと検証して、仮に、刑事手続とまでは言えなくても、こういうまずいところがあった、こういうまずいところがあった、それはこの人の責任だって、ちゃんとやってくれるんですか、くれないんですかと聞いているんですが、相変わらず何も答えられないので、つまりやってくれないということですね。
この発言だけを見る →それは、刑事手続で有罪ですといいますか、明らかに不正があります、それで明らかに膨張しています、それは返せというのは、それは当然ですよ。刑事手続を取られるのも当然です。
でも、組織としての問題があったというのは、そのほかにもあるわけですよ。それは刑事まではいかなくたっていろいろ問題がある、そういういろいろなものの積み重ねの上に刑事手続というのはあるんですから、ちゃんと検証して、仮に、刑事手続とまでは言えなくても、こういうまずいところがあった、こういうまずいところがあった、それはこの人の責任だって、ちゃんとやってくれるんですか、くれないんですかと聞いているんですが、相変わらず何も答えられないので、つまりやってくれないということですね。
永
永岡桂子#12
○永岡国務大臣 今回の事案につきましては、現在、申し訳ありません、やはり刑事手続中でございます。具体的内容につきましては、文部科学省としては申し上げることは差し控えさせていただきたいと思っております。
この発言だけを見る →米
米山隆一#13
○米山委員 つまり、しないということで、非常に残念です。何せ、刑事手続だからって、しないでいい理由もないし、しちゃいけない理由もありませんので。
次に、また同じことで質問させていただきますけれども、ちなみに、この事件で逮捕された主要人物である高橋氏、森氏のいずれもが森喜朗元会長の後ろ盾、権威づけを利用していた、そのように報道されております。
これは、私もその組織委の中でどうだったのか知りませんけれども、お話をお伺いする限り、森喜朗さんという非常に絶対的な権力のある方がいて、しかし、その人はもちろん、御年齢からも、まあまあ正直、いろいろな経緯からも、御本人がそんなにリーダーシップを発揮できるわけでもない。そうすると、実務を担当しているどなたかが、陰の、虎の威をかるキツネのように、それを使っていろいろなことをしてしまう、それが起こったと思うんです。
これは本当に、その組織委員会においてちゃんとした実務的責任を取れる人をトップに取らずに、あたかも自民党内の論功行賞のような形で会長を決めてしまった、そういう組織運営がこの問題の根幹にあると思うんですけれども、大臣、御所見を伺います。
この発言だけを見る →次に、また同じことで質問させていただきますけれども、ちなみに、この事件で逮捕された主要人物である高橋氏、森氏のいずれもが森喜朗元会長の後ろ盾、権威づけを利用していた、そのように報道されております。
これは、私もその組織委の中でどうだったのか知りませんけれども、お話をお伺いする限り、森喜朗さんという非常に絶対的な権力のある方がいて、しかし、その人はもちろん、御年齢からも、まあまあ正直、いろいろな経緯からも、御本人がそんなにリーダーシップを発揮できるわけでもない。そうすると、実務を担当しているどなたかが、陰の、虎の威をかるキツネのように、それを使っていろいろなことをしてしまう、それが起こったと思うんです。
これは本当に、その組織委員会においてちゃんとした実務的責任を取れる人をトップに取らずに、あたかも自民党内の論功行賞のような形で会長を決めてしまった、そういう組織運営がこの問題の根幹にあると思うんですけれども、大臣、御所見を伺います。
永
永岡桂子#14
○永岡国務大臣 お答えいたします。
森元組織委員会の会長におかれましては、IOCとの深い信頼関係が築かれるとともに、開催都市の東京都、また、政府、スポーツ団体など様々な関係者との調整に御尽力をいただいたところでございます。
とりわけ、新型コロナウイルス感染症の影響によりまして史上初となります一年延期となった大会開催に道筋をつけられるなど、東京オリンピック・パラリンピック競技大会の成功に向けて大変御尽力されたと考えているところでございます。
この発言だけを見る →森元組織委員会の会長におかれましては、IOCとの深い信頼関係が築かれるとともに、開催都市の東京都、また、政府、スポーツ団体など様々な関係者との調整に御尽力をいただいたところでございます。
とりわけ、新型コロナウイルス感染症の影響によりまして史上初となります一年延期となった大会開催に道筋をつけられるなど、東京オリンピック・パラリンピック競技大会の成功に向けて大変御尽力されたと考えているところでございます。
米
米山隆一#15
○米山委員 これはもうこれで終わりにしますけれども、是非、きちんと検証していただくと同時に、ちゃんと実効性のある再発防止策をつくっていただきたいと思います。日本の信用にも関わる問題でございますので。
次に、「安倍晋三 回顧録」について御質問させていただきます。
私は、安倍元総理とは政治的意見を異にしておりましたが、一方で、私が初めて自民党から国政選挙に出て落選した後に、初めて支部長に就けていただいたのは当時の安倍晋三幹事長でございまして、その後、何度かお話しする機会もありました。今は立場が異なりますが、もちろん、平成、令和の大宰相として畏敬の念を持っております。
今般の質問は、決して、過去をほじくり返すとか、また故人を傷つけるという意図ではございません。安倍元総理御自身の言葉を葬儀の場で岸田総理が引用したことがこの回顧録で書かれているんですけれども、総理大臣というのは、たたかれて、たたかれて、やっと形をなす鍛造品であると。職を辞し、天命を全うしてなお後世の評価を受けることで、その連綿と続く日本の政治をよりよきものとできると考えておりますので、この質問をさせていただきます。
それでは、次の資料九をお願いいたします。
安倍元総理は回顧録の中で、非常に一貫して、財務省は増税のために政権を引きずり降ろす、財務官僚は、目先の政権維持しか興味がない政治家は愚かだ、やはり国の財政を預かっている自分たちが一番偉いという考え方だ、国が滅びても、財政規律が保たれてさえいれば満足だなどと言っておられるのですが、鈴木財務大臣、これは本当でしょうかね。
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私は、安倍元総理とは政治的意見を異にしておりましたが、一方で、私が初めて自民党から国政選挙に出て落選した後に、初めて支部長に就けていただいたのは当時の安倍晋三幹事長でございまして、その後、何度かお話しする機会もありました。今は立場が異なりますが、もちろん、平成、令和の大宰相として畏敬の念を持っております。
今般の質問は、決して、過去をほじくり返すとか、また故人を傷つけるという意図ではございません。安倍元総理御自身の言葉を葬儀の場で岸田総理が引用したことがこの回顧録で書かれているんですけれども、総理大臣というのは、たたかれて、たたかれて、やっと形をなす鍛造品であると。職を辞し、天命を全うしてなお後世の評価を受けることで、その連綿と続く日本の政治をよりよきものとできると考えておりますので、この質問をさせていただきます。
それでは、次の資料九をお願いいたします。
安倍元総理は回顧録の中で、非常に一貫して、財務省は増税のために政権を引きずり降ろす、財務官僚は、目先の政権維持しか興味がない政治家は愚かだ、やはり国の財政を預かっている自分たちが一番偉いという考え方だ、国が滅びても、財政規律が保たれてさえいれば満足だなどと言っておられるのですが、鈴木財務大臣、これは本当でしょうかね。
鈴
鈴木俊一#16
○鈴木国務大臣 米山先生が御指摘になられたことも含めまして、財務省あるいは財務省職員の姿勢について安倍元総理が回顧録にいろいろな記述をされておられますことは承知をしております。
今となって安倍総理の心を推察することもなかなか限界があって、はっきり分からないわけでありますけれども、先日、二月の八日でありましたが、この委員会におきまして、岸田総理が、内閣として、財務大臣の下に財務省をしっかりとコントロールして、内閣としての政策目標を達成するために努力する、これがあるべき姿だと思いますと答弁をいたしました。私もそういう思いでありまして、財務省という一つの省庁がやはり時の内閣の方針の中でしっかりと政策目標を達成するために努力をするということ、それが基本であるべきだ、そう思っております。
また、財政健全化のことについてもお話がございましたが、財政演説でも述べさせていただきましたが、財政は国の信頼の礎だ、私はそう思っております。責任ある経済財政運営を進めることで、豊かな日本社会を次の世代にしっかりと引き継ぐ、このことが重要であり、財務省の一つの使命である、そのように考えております。
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また、財政健全化のことについてもお話がございましたが、財政演説でも述べさせていただきましたが、財政は国の信頼の礎だ、私はそう思っております。責任ある経済財政運営を進めることで、豊かな日本社会を次の世代にしっかりと引き継ぐ、このことが重要であり、財務省の一つの使命である、そのように考えております。
米
米山隆一#17
○米山委員 そうしますと、基本的には、財務省、安倍元総理の御指示の下にいろいろなことをされていたということだと思うんですが、それは資料十一をお願いいたします。
安倍内閣では、二度にわたって消費増税を延期しております。一回目の延期後、総理は再び延期することはないと言っていたんですが、二〇一六年の伊勢志摩サミットで世界経済クライシスをうたい、先送りを打ち出して、総選挙に勝利を収めました。
この回顧録の中で、かなりはっきりと、このクライシスは消費増税延期のための演出であったとお書きになっておられるんですね。そうしますと、安倍総理の御指示の下、先ほど財務省は勝手にやったんじゃないと言いましたので、安倍総理御指示の下、世界のクライシスがあると、実際はないのに、G7各首脳にうそをついたということになるかと思うんですが、こちら、本当でしょうか。外務大臣に御見解を伺います。じゃ、財務大臣、どうぞ。
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この回顧録の中で、かなりはっきりと、このクライシスは消費増税延期のための演出であったとお書きになっておられるんですね。そうしますと、安倍総理の御指示の下、先ほど財務省は勝手にやったんじゃないと言いましたので、安倍総理御指示の下、世界のクライシスがあると、実際はないのに、G7各首脳にうそをついたということになるかと思うんですが、こちら、本当でしょうか。外務大臣に御見解を伺います。じゃ、財務大臣、どうぞ。
鈴
鈴木俊一#18
○鈴木国務大臣 事実関係を申し上げますと、二〇一六年のG7伊勢志摩サミットの世界経済セッションにおいて、参加した首脳間で世界経済のリスクについての認識を共有し、G7伊勢志摩首脳宣言において、新たな危機に陥ることを回避するため、適時に全ての政策対応を行うことによって、現在の経済状況に対応するための努力を強化することということで一致をした、そのように承知をしております。
サミットの中において、それぞれの首脳間での協議がなされて、そして、結論としてそういうものが成ったというわけで、私から見て、消費税増税延期のための演出であったかどうかということは、ちょっと私からは何ともコメントをいたしかねます。
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米
米山隆一#19
○米山委員 世界経済に危機があったということは、財務省担当だと思うんですけれども、財務省は、このとき、じゃ、世界経済に危機があると思ってそのようなペーパーを各首脳に配ったということでよろしいですね。
この発言だけを見る →鈴
鈴木俊一#20
○鈴木国務大臣 二〇一六年のG7伊勢志摩サミットにおいて、リスクをしっかり認識し、適切な対応を取ること、この重要性を指摘する目的で検討がなされた、そういうふうに承知をしております。
政府部内の検討経過における詳細については、お答えは従来も控えさせていただいているところであります。
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米
米山隆一#21
○米山委員 政府の中の詳細はいいんですけれども、当時、世界経済クライシスだったと思っていた人は極めて少ないんですよ。回顧録の中でも、メルケルさんなんかも、そうですかと言っていたとかと書いてあるわけなんです。
それについて、財務大臣、全くそれは知りませんと言えませんということですと、これは、日本が世界にうそをついたということが固定してしまう。この回顧録、出ているわけですからね。もちろん外国の人も読めるわけですから、それが固定してしまうんですけれども、それでいいんですね。否定されないんですね。御見解、このとおりの事実があったということでいいんですね。
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鈴
鈴木俊一#22
○鈴木国務大臣 G7伊勢志摩サミットにおいて、この首脳宣言において、それが一致したものということで発表されているということでありますので、そうした議論がG7首脳の間で共有されたということになっているんだと思います。
この発言だけを見る →米
米山隆一#23
○米山委員 もう押し問答になりますので、これで終わりにしますけれども、この経過、極めて衝撃的であり、極めて残念だと思います。
それでは、資料十二、お願いいたします。
次は、これは、今問題になっている、次元の異なる少子化対策にもつながる話なんですけれども、安倍元総理の回顧録の中で、幼児教育無償化に当たって、毎年の大規模な給付なのでとにかく財源が必要ということで、消費増税分をこれに充てるために、財源を確保したと言っております。
私自身は、もしかして鈴木大臣も同じかもしれないんですけれども、毎年多額の費用を要する予算については財源が必要だ、そうだと思います。税財源、きちんとした安定財源が必要だ、それは私は同意します。
ところが、今般、防衛費の増税につきましては、必要な四兆円強のうち一兆円は増税されるとおっしゃられている、事実上言っていると思うんですけれども、増税されると言っているんですが、残り三兆円、これは正直、あれは安定財源でも何でもないわけです。本来それは、一般会計に戻されるものであるとか、国有財産を売っ払ったものとか、単に、たった今しかありません、今後分かりませんという財源でしかありません。
鈴木大臣、改めてなんですけれども、幼児教育無償化において、やるには財源が要ると思って増税した、増税を実行した、そして、次元の異なる少子化対策にも様々な財源が必要だと言っている。何で防衛費だけ三兆円もの財源が突如出てくるんですか。その違いは何か、御説明ください。
この発言だけを見る →それでは、資料十二、お願いいたします。
次は、これは、今問題になっている、次元の異なる少子化対策にもつながる話なんですけれども、安倍元総理の回顧録の中で、幼児教育無償化に当たって、毎年の大規模な給付なのでとにかく財源が必要ということで、消費増税分をこれに充てるために、財源を確保したと言っております。
私自身は、もしかして鈴木大臣も同じかもしれないんですけれども、毎年多額の費用を要する予算については財源が必要だ、そうだと思います。税財源、きちんとした安定財源が必要だ、それは私は同意します。
ところが、今般、防衛費の増税につきましては、必要な四兆円強のうち一兆円は増税されるとおっしゃられている、事実上言っていると思うんですけれども、増税されると言っているんですが、残り三兆円、これは正直、あれは安定財源でも何でもないわけです。本来それは、一般会計に戻されるものであるとか、国有財産を売っ払ったものとか、単に、たった今しかありません、今後分かりませんという財源でしかありません。
鈴木大臣、改めてなんですけれども、幼児教育無償化において、やるには財源が要ると思って増税した、増税を実行した、そして、次元の異なる少子化対策にも様々な財源が必要だと言っている。何で防衛費だけ三兆円もの財源が突如出てくるんですか。その違いは何か、御説明ください。
井
井上貴博#24
○井上副大臣 お答えいたします。
委員から御質問の、幼児教育の無償化と今回の防衛費の違いについて御質問がございました。
幼児教育無償化につきましては、平成二十九年に閣議決定をいたしました政策パッケージにおいて、当時予定をいたしておりました消費税率八%から一〇%への引上げによる増税分の使途を見直すことにより、その財源を確保いたしました。
今回の防衛力抜本的強化についても、将来にわたって維持強化していくため、これを安定的に支えるために裏づけとなる財源が不可欠であり、しっかりとした財源確保が必要という観点で、幼児教育無償化の際の対応と同様だと考えております。
その上で、国民の皆様の負担をできるだけ抑えるべく、歳出改革等の取組に加えて、特別会計からの一時的受入れや国有財産の売却などにより、必要な財源の四分の三を確保いたしました。それでも足りない四分の一については、将来の世代に先送りすることなく、令和九年度に向けて、今を生きる我々の世代の責任として、税制措置での御協力をお願いしたいと考えております。
こういった点につきまして、国民の皆様方にこれからも丁寧に御説明をしたいというふうに思っております。
以上です。
この発言だけを見る →委員から御質問の、幼児教育の無償化と今回の防衛費の違いについて御質問がございました。
幼児教育無償化につきましては、平成二十九年に閣議決定をいたしました政策パッケージにおいて、当時予定をいたしておりました消費税率八%から一〇%への引上げによる増税分の使途を見直すことにより、その財源を確保いたしました。
今回の防衛力抜本的強化についても、将来にわたって維持強化していくため、これを安定的に支えるために裏づけとなる財源が不可欠であり、しっかりとした財源確保が必要という観点で、幼児教育無償化の際の対応と同様だと考えております。
その上で、国民の皆様の負担をできるだけ抑えるべく、歳出改革等の取組に加えて、特別会計からの一時的受入れや国有財産の売却などにより、必要な財源の四分の三を確保いたしました。それでも足りない四分の一については、将来の世代に先送りすることなく、令和九年度に向けて、今を生きる我々の世代の責任として、税制措置での御協力をお願いしたいと考えております。
こういった点につきまして、国民の皆様方にこれからも丁寧に御説明をしたいというふうに思っております。
以上です。
米
米山隆一#25
○米山委員 全く分からなかったんですけれども。今のは回答になっていませんからね。
今のは単に一兆円の部分は増税していますと言っているだけであって、三兆円について安定でないことは何も説明していないので、つまり、説明できるものが何もないということだと思います。また、与党からは、やじとして、分かりやすかったとおっしゃられましたけれども、与党の皆さんも全く説明できるものがない、そういうことかと思います。
資料十三をお願いいたします。
ちなみに、こちら、安倍総理、なぜ増税の延期は二年半だったのですかというところで、一九年十月に先送りしたのは、一九年夏の参院選を終えてから増税した方がいいという観測からでした、私と今井尚哉秘書官で経済と政局の戦略を練った上で決めたのですと、これもまたはっきり書いておられるわけなんですね。
つまり、これは、自民党政権においては、増税というのは、選挙を勝つために適当に期限をずらすと。実際、防衛増税に関しましても、恐らくは目の前の統一地方選であり、若しくは、いつあるか分かりませんけれども、衆院選の影響を避けるためなんでしょうかね、増税すると言いながら期限を決めていないんですけれども、これはどういうことなんでしょうか。
財務大臣にお伺いしたいんですけれども、これからもこういうふうに、まさに防衛増税、時期が決まっていないんですけれども、政局で一番有利になるように、自民党が一番勝てるように増税のタイミングを決めるんでしょうか。御所見を伺います。
この発言だけを見る →今のは単に一兆円の部分は増税していますと言っているだけであって、三兆円について安定でないことは何も説明していないので、つまり、説明できるものが何もないということだと思います。また、与党からは、やじとして、分かりやすかったとおっしゃられましたけれども、与党の皆さんも全く説明できるものがない、そういうことかと思います。
資料十三をお願いいたします。
ちなみに、こちら、安倍総理、なぜ増税の延期は二年半だったのですかというところで、一九年十月に先送りしたのは、一九年夏の参院選を終えてから増税した方がいいという観測からでした、私と今井尚哉秘書官で経済と政局の戦略を練った上で決めたのですと、これもまたはっきり書いておられるわけなんですね。
つまり、これは、自民党政権においては、増税というのは、選挙を勝つために適当に期限をずらすと。実際、防衛増税に関しましても、恐らくは目の前の統一地方選であり、若しくは、いつあるか分かりませんけれども、衆院選の影響を避けるためなんでしょうかね、増税すると言いながら期限を決めていないんですけれども、これはどういうことなんでしょうか。
財務大臣にお伺いしたいんですけれども、これからもこういうふうに、まさに防衛増税、時期が決まっていないんですけれども、政局で一番有利になるように、自民党が一番勝てるように増税のタイミングを決めるんでしょうか。御所見を伺います。
鈴
鈴木俊一#26
○鈴木国務大臣 安倍総理の回顧録にある増税の時期と選挙の時期についてのお尋ねだと思いますが、回顧録の中でなぜそのように書かれているのか、私は知り得る立場にはありません。
消費税率一〇%への引上げ時期を二〇一九年十月一日に延期をするということとしたのは、新興国経済の陰りなど、世界経済が様々なリスクに直面をして、日本経済も個人消費に力強さを欠いた状況にあることなどを総合的に判断した結果である、そういうふうに承知をしております。
増税は国民の皆様に御負担をお願いするものでありますので、その実施のタイミングは、経済情勢等、様々な要素を十分に勘案して、適切に判断するべきものであると考えております。
この発言だけを見る →消費税率一〇%への引上げ時期を二〇一九年十月一日に延期をするということとしたのは、新興国経済の陰りなど、世界経済が様々なリスクに直面をして、日本経済も個人消費に力強さを欠いた状況にあることなどを総合的に判断した結果である、そういうふうに承知をしております。
増税は国民の皆様に御負担をお願いするものでありますので、その実施のタイミングは、経済情勢等、様々な要素を十分に勘案して、適切に判断するべきものであると考えております。
米
米山隆一#27
○米山委員 これも通り一遍の回答でございますが、非常に残念なところでございます。
最後に、私の選挙区の出身であり、極めて高名な、そして御党の宰相であります、安倍元総理とは全く異なる人生を歩んだ田中元総理の言葉を紹介させていただきます。これは有名ですが。
私が田中角栄であります。皆さんも御存じのとおり、高等小学校卒業であります。皆さんは全国から集まった天下の秀才で、金融、財政の専門家ばかりだ。かく申す小生は素人ではありますが、とげの多い門松をたくさんくぐってきており、いささか仕事のコツは知っているつもりであります。これから一緒に国家のために仕事をしていくことになりますが、お互いが信頼し合うことが大切だと思います。したがって、今日ただいまから、大臣室の扉はいつでも開けておく。我と思わん者は、今年入省した若手諸君も遠慮なく大臣室に来てください。そして、何でも言ってほしい。上司の許可を取る必要はありません。できることはやる。できないことはやらない。しかし、全ての責任はこの田中角栄が負う。以上。こう言ったわけです。
もちろん、田中角栄氏自身も毀誉褒貶のある人物で、全てこの言葉のとおり責任を取ったのかどうか、定かではございません。しかし、今の政府、本当に責任を取られない。安倍元総理のような大宰相にして、全部財務省の責任だと言う。そんなことをしていては、本当にこの日本の行く末がどうなってしまうのかと思います。日本の輝きは取り戻せないと思います。
是非、責任ある政治運営をしていただくことを心よりお願いをいたしまして、私の質問とさせていただきます。ありがとうございます。
この発言だけを見る →最後に、私の選挙区の出身であり、極めて高名な、そして御党の宰相であります、安倍元総理とは全く異なる人生を歩んだ田中元総理の言葉を紹介させていただきます。これは有名ですが。
私が田中角栄であります。皆さんも御存じのとおり、高等小学校卒業であります。皆さんは全国から集まった天下の秀才で、金融、財政の専門家ばかりだ。かく申す小生は素人ではありますが、とげの多い門松をたくさんくぐってきており、いささか仕事のコツは知っているつもりであります。これから一緒に国家のために仕事をしていくことになりますが、お互いが信頼し合うことが大切だと思います。したがって、今日ただいまから、大臣室の扉はいつでも開けておく。我と思わん者は、今年入省した若手諸君も遠慮なく大臣室に来てください。そして、何でも言ってほしい。上司の許可を取る必要はありません。できることはやる。できないことはやらない。しかし、全ての責任はこの田中角栄が負う。以上。こう言ったわけです。
もちろん、田中角栄氏自身も毀誉褒貶のある人物で、全てこの言葉のとおり責任を取ったのかどうか、定かではございません。しかし、今の政府、本当に責任を取られない。安倍元総理のような大宰相にして、全部財務省の責任だと言う。そんなことをしていては、本当にこの日本の行く末がどうなってしまうのかと思います。日本の輝きは取り戻せないと思います。
是非、責任ある政治運営をしていただくことを心よりお願いをいたしまして、私の質問とさせていただきます。ありがとうございます。
根
本
本庄知史#29
○本庄委員 立憲民主党の本庄知史です。どうぞよろしくお願いをいたします。
私も、まず、安倍元総理の回顧録について質問をさせていただきたいというふうに思っています。
私も一晩かけて読ませていただきました。かなり読み応えのある本だったと思います。この本自体は安倍元総理個人の著書ですけれども、今の、あるいはこれまでの政府の方針や説明と矛盾をする点がいろいろと散見されます。そういう観点から、特に外交関係を中心に何点か質問してまいりたいというふうに思います。
その前に、まず、守秘義務との関係について少し確認をさせていただきたいと思います。
官房長官、この回顧録は、かなり具体的、詳細に、首脳会談や国際会議でのやり取りについて書かれています。大臣規範には、「秘密を守る義務」という項目がありまして、職務上知ることのできた秘密を漏らしてはならない、国務大臣等の職を辞した後も同様とする、このように規定をされておりますが、この回顧録が安倍元総理の守秘義務違反に当たらないということをまず確認させてください。
この発言だけを見る →私も、まず、安倍元総理の回顧録について質問をさせていただきたいというふうに思っています。
私も一晩かけて読ませていただきました。かなり読み応えのある本だったと思います。この本自体は安倍元総理個人の著書ですけれども、今の、あるいはこれまでの政府の方針や説明と矛盾をする点がいろいろと散見されます。そういう観点から、特に外交関係を中心に何点か質問してまいりたいというふうに思います。
その前に、まず、守秘義務との関係について少し確認をさせていただきたいと思います。
官房長官、この回顧録は、かなり具体的、詳細に、首脳会談や国際会議でのやり取りについて書かれています。大臣規範には、「秘密を守る義務」という項目がありまして、職務上知ることのできた秘密を漏らしてはならない、国務大臣等の職を辞した後も同様とする、このように規定をされておりますが、この回顧録が安倍元総理の守秘義務違反に当たらないということをまず確認させてください。