神津たけしの発言 (予算委員会)

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○神津委員 長野三区の衆議院議員の神津たけしです。
 本日、初めての予算委員会での質問となります。どうぞよろしくお願いいたします。
 質問の順番を四番から始めさせていただきたいと思います。後ほど一番から三番を行わせていただきます。
 まずは、発注者支援業務について質問いたします。もしかしたら、ベテランの議員の中には懐かしい話かもしれません。
 まずは、配付資料一を御覧ください。
 発注者支援業務という言葉を余り聞いたことがない方もいらっしゃるかもしれません。発注者支援業務とは、国土交通省が公共工事の発注、監督を行う際に、積算資料の作成、技術力審査資料の作成、施工状況の確認、工事の検査等を行う業務です。専門性や秘匿性が高い情報を扱う仕事となっております。
 配付資料二を御覧ください。
 平成十八年頃に、公共調達の適正化を図るため、政府全体で随意契約の見直しが行われました。国土交通省の天下り先である建設弘済会等が、発注者支援業務を随意契約で独占的に受注し、高額の内部留保金をため込んでいたことが問題視されておりました。そして、その後、平成二十二年七月に前原元国土交通大臣が、天下りをなくし、民間にできるものは民間に任せるという方針を打ち出し、建設弘済会が解散され、解散時の業務のうち、発注者支援業務は、各地域の民間業務が引き継ぐこととなりました。残りの事業は、新設された各地域の物づくり協会が引き継がれました。
 配付資料三を御覧ください。
 この二つの表ですが、上と下の二つの表ですが、四国、北陸地域において発注者支援業務を十件以上受注した企業の表となっております。
 まずは、上の四国地方整備局。平成二十九年から令和三年度の発注者支援業務成約状況、落札状況を示した表を御覧ください。左上の黄色枠の成約率と記載されている列をまずは御覧ください。
 成約率というのは、入札した件数に対して何件落札できたかというのが成約率です。一番上にある建設弘済会から業務を引き継いだX社の場合には、二百四十六件入札に参加したうち二百三十四件ほど落札されています。成約率のうち、九〇%以上の成約率で受注している企業が四国では十一社中八社もあります。
 同様に、下の表にある北陸地方整備局の成約、落札状況を御覧ください。Y社は、入札した二百九十件中二百七十七件を落札しています。九〇%以上の成約率で受注している企業が十社中七社もあります。
 予定価格に対して落札した金額が落札率ですが、両方の地域において九〇%以上の落札率を誇る企業が多数を占めるというのも特徴となっております。落札率については、調達のオンブズマンなどでは、九〇%以上を超えたとき、もしかしたらば談合の可能性があるというふうにも言われております。いずれの地域においても非常に成約率、落札率が高くなっております。
 御参考までに資料三の二をお配りしていますが、中部地域の成約率、落札率データをつけ加えています。建設弘済会から業務を引き継いだZ社の成約率は九〇%と非常に高くなっておりますが、中部の企業の成約率は高止まりしておらず、競争は確保しているというふうに言えると思います。
 四国と北陸の話に戻りますが、これだけ高い成約率、落札率が見られており、企業間で何らかの調整が図られている可能性があるのではないでしょうか。これだけ高い成約率に対して疑義を抱き、何らかの調査を行われているのでしょうか。国土交通大臣にお伺いします。

発言情報

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発言者: 神津たけし

speaker_id: 1784

日付: 2023-02-17

院: 衆議院

会議名: 予算委員会