長友慎治の発言 (予算委員会第一分科会)
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○長友分科員 おはようございます。国民民主党の長友慎治です。
今日は、私の地元の声を基に、保育園、特に企業主導型保育事業所について質問をしていきたいと思います。
私は、二〇二一年十月の衆議院選挙のときに初当選させていただきました。そのときに掲げていた公約の一つがジェンダー平等の達成でありました。
世界経済フォーラムのグローバルジェンダーギャップのレポートによれば、最新の数字によると、日本の男女平等指数は百四十六か国中百十六位、日本の男女格差は先進国最大という状況がずっと続いている状況になります。その背景に、日本の女性が無報酬の家庭内労働に費やす時間が男性の四倍以上あり、有給の仕事に従事する時間が減っているという中で、労働時間の確保が困難になったりするためにキャリア形成や昇進の機会が奪われているということが挙げられています。男性、女性の固定観念を変えて、女性の社会参加を促し、皆が生き生きと活躍できる日本にしていきたい、そんなことを地元の選挙区を回りながら私は話しておりました。
そんなとき、宮崎県のある町で一人の女性からこう言われました。長友さん、女性を本気で活躍させたいなら、何をやるべきだと思いますか、そのように問われたんですね。私も幾つかお答えしたんですけれども、その方が私に言ったのが、本気で女性を活躍させたかったら、保育士を増やすことよというふうに言われました。
その女性が住む町、もちろん宮崎のとある町なんですが、待機児童がいるんです。私にとっての待機児童の感覚は都会の話でありまして、まさか私の地元の町の、人口もさほど多くないところで起きているというふうには思っていなかったんですが、事情を聞いていきますと、その町の園の数としては足りている、足りてはいるんですけれども、保育士が足りないことによって子供を預けられないという状況が生まれているということでした。子供を預ける場所がないので、働きたくても働けない女性がたくさんいる、そんな実態をまずそもそも把握しているのかというふうに言われました。
保育士が足りない理由を尋ねていきますと、子供のことが好きで保育士になった二十代の女性、そして三十代になられた方が、自分も結婚されますね、結婚されて産休、育休に入り、そして保育士としてその後また職場に復帰していただけるかというと、なかなか戻ってこないというのが現場の実態としてあるということでした。保育士にならずに、もっと給料のいい、処遇のいい職場に転職してしまう。なので、保育士としてさらにまた戻りたいという方がいても、今度は自分の子供を預けられないので保育士になれない。そのような悪循環が現場に広がっていて、女性がいつまでたっても社会で活躍できないということを教えていただいた次第です。
そのようなことが地元でもあるものですから、女性が働きやすい職場をつくろうということで、企業主導型保育事業所が、企業が保育施設を設置することにより、その企業で働く女性を始めとする従業員が、結婚、妊娠、出産、子育てというライフステージにかかわらず働き続けやすくなったり、従業員のワーク・ライフ・バランスに真摯に取り組むその姿、姿勢を企業の魅力向上に生かしていくということで、優秀な人材の採用、確保にも有効だったりするということが企業主導型保育事業所だということで理解をしているところでございます。
そこで、大臣にまず伺いたいと思います。
平成二十八年度から企業主導型保育事業を始められて七年がたつというところでございますが、まず、その成果と、それから、更にこれから企業主導型保育事業に期待する役割というものがありましたら教えていただきたいと思います。