平沼正二郎の発言 (予算委員会第四分科会)
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○平沼分科員 おはようございます。自由民主党の平沼正二郎でございます。
本日は、質問の機会をいただきましたこと、誠にありがとうございます。そして、同じ大学の先輩であります永岡大臣、ありがとうございます。
早速ですが、質問に入らせていただきます。
今、様々な課題が日本にはございますが、少子化、防衛力の強化、地方創生など、特に、少子化問題というのは静かなる有事と言われるぐらい深刻な問題でございまして、国力の根幹はやはり人口でございまして、現在の日本のGDPを維持するためには、やはり相応の人口規模も必要となります。
しかしながら、現在の見込みにおいては、生産年齢人口の予測として、二〇五〇年には五千二百七十五万人、二〇二一年から二九・二%減になると言われております。そうなると、先ほど述べたとおり、経済規模の維持が大変困難な状況になるのではないかと思っております。
現在、少子化対策においては様々な議論が行われておりますけれども、実際に現在の対策が功を奏して人口増の傾向が出せたとしても、生産年齢の人口になるまでには恐らく最低でも十五年、十八年かかります。つまり、将来の人口増対策というのは現状においては投資の段階で、やはりリターンが出てくるのは先になるというわけであります。
では、投資効果が出てくるまでの間に何をしなければならないのか。それはやはり、現状の人口の人数においていかに経済の効率性を上げていくのかというのが大事になってくるんだろうと思っております。そして、その効率性を上げるための鍵となるのが、やはり私は人材の育成ではないかと思っております。そして、様々な人材育成というのがありますけれども、今最も不足しているのが私はデジタル人材ではないかなと考えております。
先ほどの生産効率性もそうなんですけれども、こういった生産効率性を上げるには、今後、デジタルの活用というのが非常に不可欠、重要でございますし、防衛における例えばサイバーセキュリティーの分野であったり、地方創生においては、今、デジタル田園都市国家構想の下、AIや自動運転技術、ドローン、こういったものを活用して農作業の効率化を図っていこう、こういったことが行われる予定でございまして、あらゆる施策にデジタル人材の活用というのが必要になってまいります。
今後、デジタルの専門性を持った人材の育成がますます必要になることは明らかなわけでございますけれども、私は、この一つの解決策というか、その一端を担うのが、全国の国立高専をもっと活用するということが必要ではないかなと思っております。
これは、地方における人材の創出であったり地方の活性化にも資するものであると考えておりまして、現在、私の地元である津山市にも津山高専というのがございます。実情として、今この津山高専がどうなっているかと申しますと、情報系のコース、こちらの募集枠においては、昨今の状況もあって、応募の人数が非常に多いという状況なんですけれども、現在、定員の枠自体がそんなに多くないという状況がありまして、希望どおりに入学できない、若しくは違うコースをやむなく選択するというようなことも発生しております。
こういったものは非常にもったいないという状況でございまして、今後のデジタル人材の育成というのを考えると、高専における定数の拡大というのをやっていかないといけないなと思っておるんですけれども、その辺りの見解を是非お聞かせ願えますでしょうか。