田所嘉徳の発言 (予算委員会第八分科会)
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○田所分科員 水害から命を守るためにどのようにするのか。ハード整備も大変重要でありますけれども、私は、一人一人が水害の危険性を把握して命を守る行動が取れるようにすることも非常に重要だろうというふうに思っております。ハードは幾ら整備しても、整備すればするほど内水の被害が大きくなるわけでありますので、これは追いかけっこで、ソフトの対策というものを怠ることはできないということだろうというふうに思っております。
適切な避難行動に結びつけるために、ハザードマップの有効性というものが認められております。低いところに水が集まる、正直な現象でありますので、そして、そのハザードマップの整備が進められていますけれども、必ずしも全ての人々にそれが認知され、理解されているとは言えないのではないか、もったいない状況だというふうに思っております。
そういう中で、特にデジタル化の技術が進化しており、ハザードマップ上の複数の情報を認識しやすく表現できるようにする、例えば視覚障害者などハンディキャップのある人にも理解できるようにすることも、やはり目的としなければならないと思います。それによって、一人一人が取るべき行動を理解できるようにした上で、それぞれの視点に立ったマイ・タイムラインを作成するなど、ソフトの対策を進めるべきだと思っております。
マイ・タイムラインは、関東・東北豪雨、平成二十七年でありましたが、下館河川事務所発祥でありまして、それぞれの状況から、持っていくものをまとめてここに置いてあるとか、あるいは、この道を通って、親戚のうちに話がちゃんとつけてあるから、そこの二階に二、三日住むことになっているとか、そういうことを含めた、まさに身の丈に合った、しっかりとそれぞれの計画ができるという意味で、大変私は意義があると思っております。
そこで、災害時に確実に避難できるようにするための、障害者を含むあらゆる人が理解できるハザードマップをどのようにするかということ、そして、一人一人が実効性のある避難行動を取るためのマイ・タイムラインについて、国土交通省の取組状況をお伺いしたいと思います。