浜地雅一の発言 (財務金融委員会安全保障委員会連合審査会)
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○浜地委員 なかなか、将来の補正の話かもしれないのでお答えにくいということはあるんですけれども、私は何を言いたいかというと、国民の皆さんに、今回、防衛力の強化資金をつくる、いろいろな、いわゆる外為の剰余金等も前倒しして箱をつくって確保するなり様々な努力をして、税制措置についても令和九年においては一兆強お願いしたいという中において、例えば建設国債はどうなっているんだろうという声がある中で、その正しい姿をやはり示すべきだという趣旨でお話をしたところでございます。
今の御答弁だと、今答えられるのはこのグレーの部分の二十五・九兆円の当初予算に関わる部分であり、恐らく、言いにくいんですけれども、四十・五から四十三兆を埋める、補正でも使っていくことになるんだろうと思います。しかし、翻って言うと、歳出の追加需要としての十四・六兆の中には建設国債は見込んでいないということですので、そういう正しい姿をちょっと確認をしたかったということでございます。決して、建設国債を乱発しろとかそういう趣旨で申し上げたつもりではなくて、我々がこの法案を議論する中において、正しい姿を国民の皆様方に示したかったというところでございます。
続きまして、資料二の四番の、いわゆる二〇二七年度以降の水準について少しお話をさせていただきたいと思っています。
それはなぜかというと、資料一のイメージ図にもありますとおり、令和十年以降もおおむね四十・五兆、若しくは、補正も入れると四十三兆円程度、いわゆる令和五年から令和九年で確保する防衛力の水準とおおむね安定的に変わらないで、令和十年以降も大体四十三兆円程度で要は防衛費は済むだろうというような趣旨だと私はこれを読みました。
しかし、これについて、前回、我が党の伊藤渉議員がお話をしましたが、実際問題、二〇二七年以降に、いわゆる二〇二三年から二〇二七年の、令和九年までの五年間の水準を基に、果たして、安定的かつ持続的な防衛力の整備、言ってみれば、四十三兆円程度で整備を行っていけるのかどうかという指摘があったわけでございます。そのとき、防衛省の川嶋整備局長は、今回、いわゆる今後五年間の防衛力整備計画の中で相当数の部品も買いますし、また装備の整備を行うことができるため、令和十年度以降も安定的かつ持続可能な防衛力の整備を進めることが可能であると考えているというふうな答弁をされているわけでございます。
そこで、資料三の方を見ていただきますと、これが今後五年間の防衛費に使う四十三、これは赤枠が四十三兆円です。そのうちの十一兆は、自衛隊の皆様方の人件費や糧食費に必ず使う部分。そして、赤枠のピンクの部分は、前回の中期防、四年間で終わりましたけれども、その部分の、その時期に契約したものが、いわゆる歳出化経費として、後年度負担が歳出化経費となってしみ出てくる分が五兆。ですので、四十三兆で整備するといっても、この五年間で、期間内で歳出できるのは二十七兆円でございます。
かつ、今回は、この緑の部分、五年間で四十三・五兆円の契約をしていきます。ですので、その分が、次の中期防、令和十年度以降の五年間の中期防にしみ出てくる部分、要は後払いしなきゃいけない期間外歳出、ここが十六・五兆ということでありまして、令和五年度の四十三兆円の五兆円から約三倍になるわけでございます。
私が米印で書きましたけれども、仮に、二〇二八年度以降も同じ四十三兆円とすると、米印のとおり、期間内歳出は、四十三兆円マイナス人件費、糧食費十一兆円、そして、期間外歳出の、歳出化経費の十六・五兆を引きますと、実際、期間内で整備できる、次の五年間の使える期間内歳出は十五・五兆であります。これは、前回の中期防の四年間で期間内歳出したのが十二兆なんですね。そうなると、ほとんど変わらない水準になって、私は、防衛力の抜本的強化ということに関しては、今後も、次の令和十年以降ももう少し防衛費は増やさないと、本当の意味での抜本的強化はできないというふうに感じるところでございます。
かつ、令和十年度に向けては、スタンドオフも、さらに、伸長型も調達をしていきますし、また、イージスシステム搭載艦以外のイージス艦も二隻、十年後には増やす予定であります。一隻約二千億でございますので、四千億かかるということで。
私はなかなか、次の五年間、四十三兆円ということでは、私も安保三文書のメンバーとして関わりましたけれども、せっかく抜本的に強化した防衛力を維持できないんじゃないかというふうに思っておりますが、私の今の指摘も踏まえて、もう一度、川嶋整備局長にお答えいただきたいと思います。