伊波洋一の発言 (外交防衛委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○伊波洋一君 この際、新たな基地負担を県民に押し付ける辺野古新基地建設も断念すべきです。
 二月十六日に衆議院予算委員会に出席した北岡伸一公述人も、「沖縄の基地の移転問題であります。」と指摘をしながら、「あれは、想定、十年以上先にできるんですよね。一体お金は幾らかかるか。今、事態は緊迫しているんじゃないですか。十年以上先に完成するものにお金をつぎ込む余裕はあるんでしょうか。」と提案されています。「内閣の責任もあるけれども国会の責任もあると思うんです。」と厳しく指摘しました。移設計画の策定を担った故岡本行夫氏も、「あの頃はベストの案だったんだけれども」と言っていたそうです。
 辺野古は、大浦湾の軟弱地盤の埋立工事ができるかどうかすら定かではありません。何年たってもできない施設が安全保障上必要とは言えません。できたとしても、これまでの二十六年と設計変更不承認を変更できてからの再着手から完成までの十二年を合わせると三十八年です。政府試算で総工費九千億円、沖縄県の試算では二兆五千五百億円掛かると言われています。厳しい財政状況の中で、大変な無駄遣いです。
 在日米軍基地のグアム移転では、日本が総事業費八十六億ドルのうち二十八億ドルを負担して、キャンプ・ブラズやアンダーセン・ノースランプなど、海兵隊基地を整備しています。既に二十七・四億ドルが米側に提供され、これらが完成しているのですから、なぜグアムに海兵隊の訓練や部隊を移転させないのですか。もう既に米国は沖縄を中国のミサイル圏内にあると認識しているわけで、軍事的合理性もない、米軍が新基地を使うかどうかも分からないじゃないですか。
 辺野古新基地建設計画を見直すべきではありませんか。

発言情報

speech_id: 121113950X00320230309_213

発言者: 伊波洋一

speaker_id: 1359

日付: 2023-03-09

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会