福山哲郎の発言 (外交防衛委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○福山哲郎君 大臣に前向きに御答弁いただいたので、是非そこは、答えのない世界ですが、よろしくお願いしたいと思います。
まだ審議続きますので、RAAについて冒頭の質問からさせていただきます。
実はこれも我々関わっていまして、東日本大震災のときに、さっきちょっと御紹介ありましたけど、オーストラリアがC17輸送機を日本に派遣したいという申入れがありました。そのときに、一応軍用機を派遣を受けるわけですから、そのことについては若干、実は私官邸にいまして、やっぱり他国の軍隊が領土内に入ってくることについては私自身は相当抵抗がありました。
実は今回、我が党は賛成をしていますけど、やっぱりオーストラリアとイギリスとはいいながら、他国の軍隊が入るということについては相当慎重にやるべきだと思っていまして、この東日本大震災のときのC17のときには、結局地位協定が、まず国連軍の地位協定しかないのでどうするんだという議論になりました。で、国連軍の地位協定は、人道支援、災害救援を想定したものではありませんでした。結果として、日本のいわゆる一般的な空港や航空自衛隊の基地が使えないので、在日米軍の横田基地を利用して着陸許可を外務省とか防衛省とかで相当協議をしていって、入っていただいたんです。
このとき他国も、軍隊を日本の東日本大震災の救援のために派遣したいという申入れ、いろんな国からあったんです、僕、どことは言いませんが。ただ、相手国の軍隊が日本の領土内に入ることについては相当僕は抵抗があったので、外務省や当時の官房長官の枝野さんや菅総理とも相談をして、このC17の入国は何とか調整をしたんですが、ほかについてはなるべくやめようという議論をさせていただきました。
ここからスタートして、実は当時のオーストラリアのミラー大使が、こんなに手続掛かるのはちょっと余りにも時間が掛かり過ぎるので、円滑化ができるよう、お互いの自衛隊とオーストラリア軍の間で何らかの調整しようではないかというのをミラー大使が問題提起をされたんですけど、今度はオーストラリア側が、簡単に言えば同盟関係ではないわけですね、日本と豪州は、まあ悪い関係とは言いませんが。そういう状況の中で実はこの議論が始まって、二〇一四年、自民党政権下になって実際の交渉が動き出したと。更に言えば、そこから先、今年、二〇二三年ですから、やっぱりかなり時間を要しているんですね。
そのぐらい僕は、やっぱりそれぞれの軍隊がお互いの領土、領海、領域内に入ってくるということに対しては手続上は大変だというふうに思っていて、ここ、まとまったことについては了としますが、いろんな思いがありますので、次の委員会でもし質問できる機会あれば聞かせていただきたいと思いますし、一個だけ聞いて今日は終わりたいと思いますが。
同志国という言葉が国家安全保障戦略に実は十か所以上出てきました。これ、実は二〇一三年の国家安全保障戦略には一回も出てきません。突然十三か所も同志国という言葉が生まれているんですが、私は、同盟国はもちろん分かりますが、同志国というのは一体どういう議論なのかと。新聞では準同盟というような表現もされるんですが、準同盟も何だか分からないし、衆議院の議事録見ると、準同盟という表現は外務省使っておられないと。
これ、同志国というのは、一体どういう形で今この国家安全保障戦略や外務省としては使用されているのか。そこだけお答えいただいて、今日の質問は取りあえず終わりたいと思います。