杉原浩司の発言 (外交防衛委員会)
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○参考人(杉原浩司君) 済みません。
今おっしゃったこと、よく分かります。確かに、あれだけあからさまな侵略戦争が本当にテレビでも見られて、一定の防衛力をやっぱり強化しなければいけないんじゃないかというふうに人々が思うのは僕は分かります。
ただ、だからといって、今のような岸田政権がやっている、憲法の理念によって制約してきた敵基地攻撃能力、これは専守防衛の肝なんですね。これ大事なことは、要は能力を縛るということだと思うんです。能力を縛ることで、二百キロぐらいしか届かないミサイルしか今持ってないわけですから、少なくとも自衛隊を見れば自分たちの国を攻撃することはできないという形で相手に脅威を与えないということになってきたわけですね。
もちろん、在日米軍がいますから非常に欺瞞的です。その問題は何とかクリアしなければいけないですが、少なくとも自衛隊はそういう形で、脅威を与えないことによって緊張を緩和するという政策を取ってきた。そのたがを外すことによって逆に、安全保障のためにやっていると政府は言っていますけれども、相手から見れば日本が自分たちをいつでも攻撃できる力を持つということなんですね。そのことは逆に隣国の軍拡の口実にもなります。結局、悪循環になっていくわけですよ。
ですから、私は……