恒藤晃の発言 (環境委員会)

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○政府参考人(恒藤晃君) セメント産業は、道路、橋などのインフラ、あるいはビルなどの建設に広く用いられますセメントを供給するとともに、関係業界を含めますと八万人以上の雇用を支えます重要な基盤産業であるというふうに考えてございます。
 このセメント産業の二酸化炭素排出量は、産業部門では鉄、化学に次ぎます多排出産業でございまして、これは、セメントの製造プロセスにおきましては高温の熱が必要になるということに加えまして、原料の石灰石が焼成される際にCO2が排出されるためでございます。
 こうしたことから、委員御指摘の国立環境研究所の研究にも示されておりますように、このセメント産業の脱炭素化は容易ではないということでございまして、やはり革新的なプロセスの開発、導入が求められているところでございます。世界に先駆けましてこのCO2排出削減のためのプロセスを開発して実用化していくということが重要でございます。
 このため、経産省といたしましては、グリーンイノベーション基金を活用いたしまして、この革新的なセメント製造プロセスの実現に向けた研究開発を進めているところでございます。具体的には、例えばこのセメント製造プロセスから排出されるCO2を回収いたしまして、それを廃コンクリートなどから抽出した酸化カルシウムと反応させてセメントの原料として再利用するという技術などの開発を進めてございます。
 また、当面の対策といたしまして、石炭の代替に廃プラスチックや廃タイヤなどを利用してCO2を削減するといった取組に対する支援も行っているところでございます。
 セメント産業を含めます製造業の国際競争力強化、経済成長とカーボンニュートラルの両立を目指しまして、研究開発のみならず、社会実装に含めた支援も含めまして大胆な支援を行っていく所存でございます。

発言情報

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発言者: 恒藤晃

speaker_id: 20736

日付: 2023-04-25

院: 参議院

会議名: 環境委員会