舩後靖彦の発言 (議院運営委員会)
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○委員以外の議員(舩後靖彦君) れいわ新選組、舩後靖彦でございます。
本日は、日銀総裁候補の植田和男教授、御多忙の中、御出席いただきまして、本当にありがとうございます。
私は、ALSという難病により全身麻痺で、喉に穴を空けて人工呼吸器を付けており、声を出すことができません。このため、パソコンによる音声読み上げで質問をさせていただきます。
それでは、質問いたします。
今日が経済学者の植田先生に聞くことができる恐らく最後の機会なので、日銀の所管外の質問にも是非率直なお答えをお願いいたします。
原田泰日銀前政策委員の回顧録にある植田先生のハイパーインフレ発言は事実ですか。このように書かれています。東大の植田和男教授は、通常の歓迎スピーチの機会に、わざわざメモを用意して、長期金利のゼロ%の金利のペッグがハイパーインフレを引き起こす、金融機関経営が厳しくなり、金融仲介機能を壊して経済を悪化させると述べた。
しかし、ハイパーインフレは年率百三十倍以上のとてつもないインフレです。供給力が激しく毀損されるなどしないと起こり得ません。十年物の金利を抑えたぐらいでハイパーインフレになるとは考えられません。
日銀の黒田総裁は、財務官時代に格付会社に対して、日本はハイパーインフレになる可能性はゼロに等しいとした意見書を出しました。実際、二〇一六年九月以降、YCC、イールドカーブコントロールとして十年物の金利をゼロ%辺りで固定していましたが、全くハイパーインフレの兆しは見られません。ハイパーインフレの懸念などという主観的な恐怖心で景気回復のための金融政策を否定するのは間違いと考えます。
今でもYCCでハイパーインフレになるというお考えをお持ちでしょうか。