青山繁晴の発言 (経済産業委員会)

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○青山繁晴君 これも大臣おっしゃったとおり、実は日独の連携がとても鍵なんですよね。この間、ドイツの議員団来られて、私たちも議論をいたしたんですけど、ドイツはあれだけEフューエルやっていて、日本は何やっているのかすごく知りたいんですよね。だから、それを考えますと、ここも大臣のリーダーシップで是非進めていただきたいと願います。
 次に、再生可能エネルギーに関して、風力発電、それも森の中、山の中の風力発電の問題についてお聞きしたいと思います。
 かつて岩渕議員が、この風力発電には、再生可能エネルギーだからといって全部いいわけじゃなくて、問題があると指摘をされまして、党派を超えて大変、本当ですよ、感激いたしまして、今日、冒頭に党利党略じゃなくて国益のためって言ったのはそういうことも実は踏まえて言っているんで、絵空事で言っているわけではありません。
 今回は、非常にショッキングな事実を申し上げなきゃいけないのは、日本には国有林というちゃんと保存されている森林があるわけですけど、その中に国策として緑の回廊とあるんですよね。これが一般に知られているかどうかは、あんまり知られていないと思うんですよね。
 回廊という意味はちゃんと理由があって、森の中では野生動物が動かないといけないわけです。動くのは渡り鳥だけじゃなくて、森の中でも野生動物は必ず自分たちのルートを使って動くわけですよね。緑の回廊というのは、その国有林あるいは日本の森林の中でもその野生動物が動くルートは一番確保しましょうということなんですよね。
 ところが、そこに課長レベルの通達で、緑の回廊に大型の、まあ巨大風車ですね、これを大量に設置してよしというのが実は行われていて、実は既にそれが、農水省の資料を見ますと、もう四か所あるんですよね。それ具体的に言うと、例えば宮城の奥羽山脈のこれ尾根筋なんですよ。で、尾根筋って、僕は下手なスキーヤーでもあるんで山も多少知っていますけど、尾根筋というのは、例えば水の確保についても一番大事な部分なんですよね。風車をその尾根筋に、つまり山の上、一番上ですよね、そこに並べて、横に並べて、大量に設置してよしというのを通達で出して、これが実に奥羽山脈でいうと百五十基。それから、例えば青森県の奥羽山脈、同じ山脈の尾根筋でいうと、大型風車を百三十基と。それで、既に工事が行われているところ、道路の写真などを見ますと、言葉を失うような無残な状況なわけですよ。
 これは一体何をやっているのかということで、今日は委嘱審査でもあって、農水省から無理に人においでいただくわけにいきませんでしたけれども、所管違いではなくて、このように風力発電のマイナス面である自然破壊を助長、悪化させるようなことは、エネルギーの担当官庁である経産省も当然正当に関与されるべきだと思います。
 今日は大臣ばっかりで申し訳ないですけど、西村大臣のお考えお聞きします。ちなみに、国会審議は行われていないですよね、これ、この通達について。よろしくお願いします。

発言情報

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発言者: 青山繁晴

speaker_id: 30559

日付: 2023-03-17

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会