西村康稔の発言 (経済産業委員会)
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○国務大臣(西村康稔君) お答えを申し上げます。
まず、現在はホワイト国という言い方はしていなくて、かつて慣例的にホワイト国と称していたこともあったんですけれども、まさに色で区別するというのが様々な人種的なことも含めて惹起するということで、もう今は色では言っていなくて、グループAという言い方をしております。
その上で、御指摘のように、二〇一九年八月に、私も官房副長官を当時、安倍政権の下でしておりまして、このときも関わっておりました、韓国のカテゴリーを見直すということで、まさに韓国の輸出管理体制が脆弱だと、そして法令に基づく通常兵器のキャッチオール制度が未整備であるとか、あるいは御指摘のように第三国への不適切な流出の懸念があったということ、かつ、二国間の政策対話がもう一定期間なされておりませんでしたので、信頼関係も構築されていなかったと、そういう状況の中で輸出管理を厳格に執行するという観点から見直しを行ったものであります。
そして、今般のその輸出管理の運用見直しに際しては、御指摘のように、まず半導体に関わる三品目についての政策対話を行って、これについて見直しを行いました。その間の政策対話がまずあるわけであります。
それから、御指摘のように、四月十日から二十五日までの間で、八日間で合計三十八時間、輸出管理の政策の政策対話を実施をいたしました。まさに韓国における輸出管理の体制、制度及び運用の状況、実効性、そうしたことについて、現地にも行き、そして現場の対応をしっかり確認するなどの厳格な検証を行いました。
もちろん、この間、数年間の間、一つ一つ許可を出して、輸出する際はですね、確認をしていかなきゃいけなかったわけですから、それについて、その品目がきちんとどこかに流れていないかということは確認しながら進めてきているということも、その実績もあります。そうしたことを踏まえながら、三十八時間、現地にも行き、対応を確認したということであります。
そして、その上で、これ安全保障に関わることでありますので詳細はなかなか申し上げにくいところはあるんですけれども、政策対話の結果、一つには、担当課、審査担当課が新たに新設、増員をされ、輸出管理体制が充実強化されてきた。一人当たりの審査件数も日本と同等になっております。かつては、一人当たりの件数が物すごく、人数が少なくて物すごく数が多かったということもあります。そして、いわゆるリスト規制、キャッチオール規制共に、全体で見れば日本、我が国と同水準の輸出管理体制になってきていると、制度が整備されてきている、そしてそれが確実に運用されてきているということを確認をしております。
そして、いわゆる北朝鮮を含めた第三国への迂回、不適切な流出、この対策についても、輸出管理当局と税関などの連携の下、必要な対応が講じられているということが確認されております。
あわせて、今後とも、双方の輸出管理制度、運用の全般に対して政策対話継続すると、そして何かあればそれはしっかりとこれは言うということで、必要に応じて制度の見直し、運用の見直しを含め適切な対応を講ずることについて合意を得たところであります。
こうしたことを踏まえて、いわゆる国カテゴリーについて、グループA、我が国と同水準の輸出管理が行われていると認められる国、グループA国に韓国を追加するという案を決定をし、四月二十八日から五月三十一日の間、パブリックコメントを募集を行うということにしたものであります。
この政策対話については、この間のものについては丁寧にプレスにも説明してきておりますし、私自身も日々の会見において何度か本件に関する説明も行ってきております。
そして、パブコメですけれども、まさにパブコメを踏まえて、そしてその上で、その御意見をいただいて、それを考慮した上で最終判断をするということでありますので、何かこれが無意味であるということではありませんので、案として提示をさせていただいて、さらに三十日を超える期間の意見募集を行っておりますので、ここで国民の皆様から御意見をいただき、それも踏まえて最終的にこの韓国の国カテゴリーの取扱いについては適切に判断していきたいというふうに考えております。